皆さんは北海道や東北地方にどんなイメージをお持ちでしょうか。
北海道なら農業生産額、青森県ならリンゴの生産量など、全国ベスト1の項目がそれぞれ思い浮かびますね。
しかし、一方では、「そんなの誰が知ってるの?」というランキングもあるものです。今回は、その地域にお住まいの方でも知らないような、北海道&東北の意外なベスト1を紹介しましょう。
北海道:子供の長時間ゲームプレイ率
北海道では、テレビゲームや携帯ゲームを平日に1日2時間以上プレイしている小学生の率が全国最高となっています。2015年度のデータでは、全国平均30.2%に対し、北海道37.5%。寒い土地では子供が外に出て遊ぶことが少ないのでしょうか。
ちなみにこのランキングは、2位大阪府、3位愛知県、4位奈良県と続いており、逆に最も低いのは鹿児島県の22.2%です。関西から東北にかけての地域が比較的数値が高く、九州では低い傾向がありますが、「都会だからこう」「地方だからこう」といった分かりやすい規則性は見いだせません。
いずれにせよ、子供にはもっと外に出て遊んでほしいものですが……。
秋田県:佐藤さん&伊藤さん人口
佐藤さんといえば日本で最も多い名字ですが、秋田県は人口1,000人あたりの佐藤さん人数が最多となっています。全国平均では1,000人あたり14.91人なのに対し、秋田県は1,000人あたり82.78人。なんと人口の12人に1人が佐藤さんなのです。2位以下も山形県、宮城県、福島県、岩手県と、東北地方が上位を独占しています。
また、日本で5番目に多い名字である伊藤さんも、人口あたりの人数は秋田県が最多。全国平均で1,000人あたり8.47人に対し、秋田県では31.98人となっています。伊藤さんについては、2位三重県、3位山形県、4位愛知県、5位宮城県、6位岩手県、7位岐阜県と、東北地方と東海地方の各県が入り混じってランキングに上がってくるのが面白いですね。
岩手県(女子)&福島県(男子):中学生の運動部参加率
日本中学校体育連盟のデータによると、東北各県は中学生の運動部参加率が比較的高くなっています。男子では、全国平均76.82%に対し、福島県が95.26%で全国最多。女子では、全国平均52.91%に対し、岩手県が71.17%で全国最多となっています。また、福島県は女子でも2位、岩手県は男子でも2位ですから、この2県は男女ともに運動部員が極めて多い地域であるといえます。
逆に運動部参加率が低いのは、東京都や大阪府など都市圏の都道府県です。都会の中学生は運動部以外の部活に所属しているか、あるいは学校の部活以外のスポーツクラブで活躍しているのでしょう。
こうしたランキングを通じて、普段意識することのない北海道や東北地域の意外な姿が見えてくるかと思います。これらの地域出身の方とお話する時にも、こうした話題を織り交ぜてみると話が盛り上がるかもしれませんね。
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