中華料理店の炒飯はパラパラしていてとてもおいしいですよね。
しかしこう思ったことはありませんか?
「パラパラしすぎて最後はレンゲで取りきれない…」
そう、あのパラパラご飯を一粒残らず取って食べるのは至難の業です。
皆さん、どうやって食べるのが正解か分かりますか?
たかが炒飯といっても代表的な中華料理のひとつ。
そこにはちゃんとした食べ方のマナーがあるんです。
意外と知らなかったという人が多いマナーかもしれませんよ!
そもそも…レンゲで食べるべき?
結論から言うと、炒飯はレンゲを使って食べるのが正解です。
ほとんどの人はレンゲで食べているかと思いますので、ここは問題ないかもですね。
しかしここで注意点ですが、中華料理は日本料理と違って皿を持ってはいけません。
大皿からサーバで取り皿に炒飯をよそい、取り皿は持たずにそのままレンゲで食べるのがマナーです。
最後の方はさすがに取りづらくなりますので、取り皿を少し傾けて食べてOKです。
ご飯粒は残っていたほうがいい!?
レンゲを使ってもやはりパラパラの炒飯は食べにくい…
しかしそんなあなたに朗報です。
なんと、炒飯はご飯粒が少し残っているくらいが丁度いい、とのこと。
日本人は小さいころから「ご飯粒は残してはいけません」と言われているため、ついつい残さずきれいに食べようとしてしまうのですが、中華料理では炒飯を一粒残らず食べてしまうと「料理が足りなかった」という意味になってしまい、逆に失礼になってしまいます。
上述しましたが、炒飯の残りが少なくなってきたら、取り皿を傾けレンゲでかき集めて食べるのですが、その際無理に全てすくおうとはせずに、すくいきれなかった分は残しておくぐらいが「おいしく頂きました」というサインになってよいのです。
これでもう最後のご飯粒に悩まされずに炒飯を楽しむことができますね。
実際のところ日本では
日本国内のカジュアルな中華料理店では気にせず全て食べてしまった方が良いのではと個人的に思います。
おそらくこのマナーは日本ではそこまで浸透しきっていませんし、もしかしたら逆に「ご飯を残すなんてマナーがなってない人!」と相手に不快感を与えてしまう可能性もあります。
こうなるとマナーの根本が違ってきますね。
普段は頭に留めておくだけで、本格的な中華料理店や中国に旅行の際などに実践してみることをオススメします。
今回は中華料理の中でも炒飯の食べ方をピックアップして紹介させていただきました。
炒飯ひとつとっても、日本との違いがよく表れていてとても面白いですよね。
世界にはさまざまな食文化があり、それぞれに独特のマナーがあるためなかなか大変ですが、日ごろからちょっとずつ勉強して、様々な国の料理を楽しめるようになりたいですよね。
Bluebook紳士録ではそんなあなたのためにこれからも日々役立つ情報を提供し続けます。
一緒に大人のマナーを身につけていきましょう。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。
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