お椀を食べ終わった後の蓋はどう戻す?日本料理のマナー


先日(2013年12月4日)、ユネスコ無形文化遺産に「和食」が正式に登録されましたね。
ますます世界から注目されつつある和食ですが、接待などで先方の外国人が本場の和食を味わいたいとのことで日本料理に招いた際、和食のマナーについて尋ねられたら、あなたはしっかり答えられますか??

本日は日本料理の中でもお椀のマナーを取りあげます。
これを見ればあなたもお椀のことならまかせろ、と言えるだけのお椀マスターになれるはずです。

 

蓋の取り方

蓋を取る時は必ず左手(左利きの場合は右手)をお椀の脇に添えながら取りましょう。
片手で取るのはNO紳士。
蓋の内側に付いたしずくは、お椀の縁にたてかけるようにして数秒待って切ると良いです。
しずくを垂らすと「ダサく」なっちゃいます。

ここでちょっとポイントですが、蓋はお椀が冷めてから取ろうとすると取りづらくなります。
お椀が出てきたらすぐに取るのがスマートです。

 

取った蓋はどこへ置けば良い?

取った蓋は膳(盆)の外の右側へフタを裏返して置きましょう。
この時の注意点は蓋に傷をつけないように「そ〜っと置くこと」です。
高級日本料理屋などでは非常に高価な器を使用しています。
お椀に限らず食器の扱いに十分注意する。
日本料理の基本マナーであり、紳士な対応です。

 

食べ終わった後の蓋はどう戻す?

タイトルにもありましたが、意外に迷う方も多いはず。
この答えは、「元通りに蓋を戻す」が正解です。
蓋は裏返しに戻したほうが食べ終わった合図になるので良い、と覚えている方もいるかと思いますが、これはNGです。
裏返しに蓋を戻してしまうとお椀に傷をつけてしまう可能性もあるのでやめましょう。
元通りに戻せば良いのです。

 

まとめ

どうでしょうか。
こうして並べてみると案外簡単そうですね。
これであなたも外国人の淑女にマナーを聞かれてもお椀に関しては悟りを開いたブッダのような微笑みでバッチリ答えられますね。
とりあえずまずはお椀だけで乗り切りましょう。
乗り切れないぞ!という方、今後も定期的に日本料理のマナーを取り上げるのでお待ちくださいませ。
以上、本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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