みんなが笑顔になれる!鍋のマナー5つ


もう何度も言ってますが、寒くなりましたね。
その入りは飽きましたか?
寒くなればやってくるもの、そうそれは鍋の季節しかありません。
今回はみんなが笑顔になれる鍋のマナーを紹介します。

だいぶタイトルが誇張しすぎている感がありますが、ご容赦ください。

鍋と言えば、父が水炊きが大好きで私の中では高校時代まで鍋イコール水炊きのことだと思っていました。

水炊きというと福岡のものと関西風とで違うかと思いますが、我が家では関西風のいわゆる昆布で出汁を取って、野菜やお肉を入れてポン酢で食べるというものでした。

私は子どもながらこう思っていました。

「最終的にポン酢の味頼みじゃんっ!」と。

子どもでしたね。

(※水炊き批判ではありません。今はもちろん父に似て水炊き大好きです!)

私の話はもういらないですね、それでは本題に入っていきましょう。

これから忘年会や親しい間柄での鍋パーティーなど、鍋をみんなで食べる機会が多くなると思います。
あまりマナーで息苦しくなるものなんですが、みんなで頂くものですので最低限のマナーは覚えておいた方が良いでしょう。

鍋のマナー その① 自分の好きなものばかり食べない

野菜などは全然取らずにその鍋のメイン食材を食べまくる。
これはイヤですよね。
気持ちは分かりますが、周りもそのことに突っ込むのはなにか器が小さいと思われそうでなかなか言えなかったりする場合もあるはず。
「ピッタリ均等ね!」というのも良くないですが、なんとなくみんなが同じくらい食べているなと感じられるぐらいがちょうど良いのではないでしょうか。

 

鍋のマナー その② 鍋奉行には逆らわない

その場に鍋奉行がいるのであれば全て任せてしまうのが良いと思います。
ヘタに対抗してこれはこうだ、あれはああだとなってしまうとその場の雰囲気も悪くなってしまいますね。
鍋奉行は鍋をこよなく愛しているので、その方なりのこだわりがあるはず。
「よ!鍋奉行!」と言えるような場の雰囲気に持っていくのが紳士なのではないでしょうか。

 

鍋のマナー その③ 直箸、逆さ箸論争に終止符

昔は良く逆さ箸をしている方が多かったですが、最近はメディアの影響もあるのか逆さ箸の方が手で触っているところだから衛生的に良くない!
直箸の方が良いんだ!という方が増えているような気がします。
ひとつ言えることは直箸でも逆さ箸でも気になる方は気になると思います。
みんなが楽しめるよう、ここはやはり取り分け用の箸を使うのがベターでしょう。

ただ畏まった場ではなく、仲間うちでの鍋パーティーなどの場合は「直箸OKルール」を宣言した方が楽しめますね。
時と場合で使い分けるのが良いと思います。

 

鍋のマナー その④ 取った具材を鍋に戻す

いくら取ったものに火が通ってなかったとしても気持ちが良いものではありませんね。
また、嫌いなものを取っちゃったから〜というのはもっとダメですね。
親しい間柄の場合のみみんなに「戻して良い?」と聞いてOKなら良いのかもしれません。
畏まった場では絶対ダメです。

 

鍋のマナー その⑤ よそいましょうか?

接待や会社での飲み会などでは特にそうですが、お客様や周りの人の様子を見て、取り皿に具がなくなっていた場合は、「よそいましょうか?」や「よそいます」と声をかけましょう。
周りに気を配れる。紳士です。

 

まとめ

長くなってしまいましたが、冒頭でも言ったとおりみんなで楽しくというのが一番ですが、親しき中にも礼儀あり。
今回のことを守りみんなが笑顔になれる鍋料理を楽しみましょう!

最後までお読みいただきありがとうございます。

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