知らないと恥をかく!レストランでのナプキンのマナー


食事中に汚れた口をティッシュなどで拭く方は少なくありませんが、洋食マナーにおいてこのティッシュに代わるのがナプキン。

しかし、私たち日本人にとってはあまり馴染みがあるものではありませんよね。ですがフォーマルな場においてはこのナプキンマナーを知っておかないと、恥をかくことにもなりかねないのです。

ナプキンの取り方から、置き方まで

フォーマルな食事の場では席に案内されると必ず、テーブルに置かれた皿の上にナプキンがまるで鶴の折り紙のごとく乗っています。そこで問題です。

このナプキンはどのタイミングで手に取ればいいのでしょうか?マナーを知らない方はまずはここでためらうことでしょう。

そのタイミングは座ってからです。

そして置き方にも決まりがあります。

ナプキンの使い方

ナプキンは汚れた口や手をふくのに使うのですが、使い方にも決まりがあります。

そうすることで、膝の上に置いた時にナプキンの汚れが見えず、貴方の服も汚れません。

食事を終えた後は・・・

そして、最後は食事を終えた後のナプキンの置き方です。これは同伴している女性に対しても、食事をしているお店に対しても重要な所作になってくるので、シッカリと覚えておきましょう。

食事を終えた後、ナプキンはテーブルの上に置くのですが、その置き方が食事の「美味い・不味い」のサインを表します。

  • クシャと置く → 美味しかったです
  • 畳んで置く → 美味しくなかったです

日本ではほとんど知られていないことですが、これは世界共通のサインとなるのでシッカリと覚えておきましょう。

また、です。これは同伴した女性に対して食事をせかす行為となります。

できるなら、自分が先に食べ終えてしまうようなことはせず、女性の食べるペースに合わせるくらいの配慮はした方がいいでしょう。せっかく楽しく時間を過ごしても、女性をせかすような行為をしてしまっては、それまでの時間が台無しになってしまいます。

くれぐれも気を付けましょう。

フォーマルな食事ではどうしてもフォークやナイフの使い方に目がいきがちですが、脇役的な役割のナプキンにもチャンとした使い方のマナーがあるのです。

同席した女性がこのマナーを知っていて、男性の貴方が知らないでは大恥をかいてしまうことにもなりかねません。そんな上品な女性と巡り合うことは少ないですから、ナプキンNGとならないよう、シッカリと覚えておきましょうね。

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    Bluebook編集部
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