歓迎会、送別会、退職祝いや新築祝いなど、仕事の一環で贈り物をする機会は多いものです。大切な人への誕生日プレゼントや、父の日、母の日には相手の好きなものを贈れば喜んでもらえるのですが、ビジネスシーンではマナーに則った贈り物をしなければいけないこともあります。
贈ってはいけないNGギフトをチェックしておきましょう。
誰に対しても贈らない方がよい品物
万人に贈ってはいけないのがスリッパや靴下といった履物類です。デザイナーズブランドのおしゃれな靴下や、ふかふかのスリッパなど、一見プレゼントにぴったりのように思えますが、実は「踏みつけにする」という意味が込められてしまうため、きちんとした贈り物には向きません。
また、無難と思われがちな商品券も、「ご自分で勝手に欲しいものを買って下さい」という意味になるため、あまりよいプレゼントとは言えません。
贈る相手によってNGになるプレゼント
一般的に、目上の人に贈るものには制約が多くあります。
例えば、万年筆や高級鉛筆などはいい例です。目下の人に贈るには何の問題もありませんが、目上の人に贈ると「もっと勤勉になれよ」という上から目線のメッセージになってしまいます。また働く上で欠かせないカバンや時計も、目上の人に贈ると失礼にあたります。
近頃は、母の日に贈るエプロン特集なども一般的ですが、「これを着てもっと働け」という暗示になるので、本来は贈り物としてふさわしくありません。彼女のお母さんや、お義母さんへ贈るのはやめましょう。
いかがでしたか。
基本的にはNGでも、慣習にとらわれないタイプのプレゼント相手もいることでしょう。時代が変わればマナーも変わるもの、ケースバイケースで相手が喜ぶ贈り物をしたいものですね。
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