再来週15日の日曜日は父の日ですね。
先日、母の日の由来についてご紹介しましたが、皆さん覚えていますか?
アメリカのとある親子の素敵なエピソードがありましたよね。
では、父の日はどのようにして生まれたのでしょうか?
母の日のような感動的なエピソードが父の日にもあるのでしょうか?
ということで、今回は父の日の由来についてご紹介させていただきます。
父の日まで後一ヶ月、何をプレゼントしようかな…と考える前にまずは由来を知ることから始めてみませんか?
父の日の由来
父の日も、母の日と同様、世界各国で日付や起源が異なります。
例えば、台湾ではお父さんを意味する「パパ」と「88」の音が同じことから、8月8日を「父の日」としています。
また、イタリアはカトリックの国であることから、イエス・キリストの養父、サン・ジョッペの祝日である3月19日が父の日とされています。
このように、同じ父の日でも地域によって様々なのです。
では、日本の父の日はどのようにしてできたのでしょうか?
日本における父の日は、母の日と同様アメリカから伝わってきたものです。
母の日ができたのはアメリカ南北戦争の頃でしたが、実は父の日も同じ頃にできています。
南北戦争では、多くの男性が兵士として戦うこととなりました。
その中の一人、北軍の軍曹であったウィリアム・ジャクソン・スマート氏には、妻と、6人の子供がいました。
彼の妻は、戦時中、一人で6人の子供の世話をし続けたのですが、戦争が終わるとすぐに過労死してしまいます。
その後ウィリアム氏は男手一つで子供を育て、子供たちもそんな父を尊敬していました。
しかし子供たちが皆成人した後、彼は病気で亡くなってしまうのです。
ちょうどその頃、母の日が制定されたばかりであったため、ウィリアム氏の娘、ドット婦人は「母の日があるのであれば父の日も作ってほしい」と嘆願し、その後大統領によって正式に父の日が認められたそうです。
ちなみに、父の日にバラの花を贈るとされているのは、ドット婦人が父の好きだったバラを墓前に供えたことからきているのだそうです。
母の日のカーネーションと少し似ていますね。
このように父の日にも母の日と同様、心温まるエピソードがあるのです。
父の日や母の日をこれからも大切にしていきたい、とそう思わせてくれるような素敵なエピソードですよね。
以上、今回は父の日の由来についてご紹介しました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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