バスローブとガウンの違いを知っていますか?


「バスローブ」と「ガウン」この二つを混同して覚えてしまっているという方も少なくはないと思います。
かくいう私も先日バスローブをプレゼントしようと思った時に調べていると、ガウンという言葉も出てきて「ん?何が違うんだっけ?」と思ってしまった一人でございます。
この際にバスローブとガウンの違いを覚えておきましょう。

 

バスローブとガウンの違いとは?

バスローブとガウンの違いははっきりしています。
一言で言うとバスローブは「風呂上がりにバスタオル代わりに着るもの」、ガウンは「パジャマの上に羽織るもの」です。
明確な違いですね。
少し詳しく解説していきます。

 

バスローブ

入浴後にバスタオル代わりに着用する主に厚手のタオル地で出来た丈の長い衣類です。
シルクなどの素材もありますね。
発汗の吸収と湯冷め防止という役割があります。
欧米は日本と違って湯船に浸かるという習慣があまり無く、シャワーだけで済ませることが多いのです。
シャワーだけでは身体が芯から温まりづらく、バスローブを着て湯冷めを防いでいるのですね。

ちなみに使い方ですが、身体を拭かずに濡れたまま着てOKです。
別のタオルで頭や足を拭いて身体が乾くのを待つ、というのが通常の使い方のようです。

 

ガウン

パジャマや寝間着の上に羽織るゆるやかで丈の長い衣類です。
役割としては、ずばり防寒用とちょっとした来客やゴミ出しやポスト確認などの外出に対応できるといったところでしょうか。
日本の「はんてん」と用途が似ているかもしれませんね。
ちなみに欧米ではパジャマだけで家の中をウロウロするとだらしないと言われているようで、しっかりガウンを着るように躾けられるのだとか。

 

バスローブからガウンへの流れ

実際に両方使うことを想定しましょう。

風呂・シャワーに入る

バスローブを着る

体が乾いたらパジャマを着る

ガウンを羽織る

この流れが欧米の方々の王道パターンのようです。

 

バスローブやガウンが日本で浸透しているかというと、まだそこまででは無いかと思いますがちょっと憧れがある!という方は是非試してみては如何でしょうか。

本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました。

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    Bluebook編集部
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