紳士なら知っていて当然?タブーな贈り物とは?


あなたの贈り物は「失礼」になっていませんか?
相手に喜んでもらえるように一生懸命選んで贈ったのに、実は贈り物としてはタブーだった…では悲しすぎますね。
友人ならまだしもお客様や上司の場合は、評価を下げてしまう原因になってしまうかも。
そうならないようにBluebookで勉強しておきましょう。

 

贈ると「失礼」にあたる贈り物とは?

・日本茶

13062284_3b5d1c4fbb_z出典:flickr
日本茶は弔事などのお返しに良く使われることが多いため、贈り物としてはあまりよろしくないとされてきました。

しかし最近ではあまり気にされない方も多いので、贈る相手が日本茶好きであれば高級なものや珍しいお茶などを贈ってあげるのも喜ばれるのではないでしょうか。

・ハンカチ

意外と思われるかもしれませんが、ハンカチもタブーです。
理由が日本的で少し面白いのですが、ハンカチは漢字で書くと「手巾(てぎれ)」になり、「手切れ」を連想されます。
手切れとは「それまで続いていた関係・交渉などを終わりにすること」ですね。
せっかくのプレゼントがこのような意味で取られてしまっては元も子もありません。
しかしながら日本茶と同じように最近ではあまり気にされない方も多くなっているようですので、贈る相手が喜びそうであればプレゼントしてみても良いかもしれません。

・くし

日本人に産まれたからには、常に気にする「音」ですね。
くしは「苦」や「死」を連想させるため、贈り物には適していません。
またそれだけではなく歯が欠ける、という点もよろしくないとされています。
相手が余程欲しい場合を除いては贈るのは避けたほうが良いでしょう。

 

大人になると色々な場面で贈り物をすることが増えますね。
今回紹介させて頂いたような贈答における基本的なルールやタブーを押さえておくことも、紳士のたしなみのひとつです。
ルールを守りながら、相手が素直に喜んでくれる贈り物を選択出来ると良いですね。

それでは本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました。

 

  • アバター画像
    Bluebook編集部
    Facebook Twitter Google Plus
    サイト
    「Bluebook 紳士録」は、日々の生活で必要な紳士の役立つ「マナー」や「知識」情報を配信していきます。日々のちょっとした「知らない」「分からない」を解決したい。