フレンチやイタリアンなどの西洋料理で「椅子に座る際に左側から座るのがマナー」と聞いたことがある人も多いかと思います。
でもなぜ左側からなの?と不思議に思ったことはありませんか?
お店の方など見てる人は見ています。
紳士は由来も知って、正しいマナーを身につけましょう。
なぜ椅子は左側から座るの?
昔、西洋では身を守るために剣を携帯していました。
現在でも王室の護衛隊は剣を携帯しているようです。
剣は基本的に左腰に差しているものですから、右側から椅子に座ろうとすると剣が邪魔で座りづらいですよね。
もちろん日本においても昔の武士は同じように左腰に刀を差していましたから、椅子などに座る際は左側から座っていたことでしょう。
まあ日本に椅子が普及し始めたのは明治時代の文明開化前後あたりでしょうから、そんなに帯刀した武士が椅子に座る機会は多くはなかったのでは、とも思います。
話が逸れましたが、
西洋料理では椅子に座る際は左側からというマナーは剣を携帯していた時代からの名残になります。
昔はおそらくただ単純にその方が座りやすいから…という理由だったものが今では立派なマナーになるのですから、面白いですね。
ちなみに座るときだけでなく立つときも左側から立ちましょう。
マナーの由来を知ると「あれ?どっちだったっけ?」などとド忘れした時も、思いの外すぐに思い出せるものです。
またちょっとしたその当時の歴史も想像することが出来るので面白いですよね。
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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