久しぶりに洋食のマナーを取り上げたいと思います。
皆さんナプキンの使い方はバッチリですか?
洋食テーブルマナーの基本にもなりますので、しっかりと覚えておきたいところ。
いざという時のために是非この機会に確認しておきましょう。
ナプキンを使うのどんなとき?
ナプキンは
1. 口を拭きたいとき
2. 手を拭きたいとき
この2つのタイミングで使用します。
「ワインがテーブルにこぼれてしまった!」
といってもナプキンでは拭かず、落ち着いてサービスの人を呼びましょうね。
ナプキンを取るタイミング
ナプキンは席に着いてからすぐに取ってOKです。
主賓がいる場合は主賓が取ってからがスマートですね。
最大の注意点は食前酒や料理が来る前には必ず取っておくということです。
ナプキンを取るタイミングに関しては、以前の「ナプキンはいつ取るのがベター?」という投稿で詳細を書いていますので、もしよろしければ読んでみてください。
ナプキンの広げ方、置き方
まずナプキンを二つ折りにします。
そして輪っかになった方を自分のお腹側にして膝の上に置きます。
間違っても首からぶら下げたりはしないように。
たまに洋画などで首にかけたりするシーンがありますが、あれはマナーがわからない人として強調されていますので真似してはいけませんよ。
ナプキンはどこで拭けば良い?
二つ折りにしたナプキンの内側で拭くのがマナーです。
内側で拭けば汚れた部分が周りからは見えないですし、自分の服も汚れませんね。
中座する時のナプキンはどうする?
中座するときの世界共通のサインは『クシャッとさせたまま椅子の上に置く』です。
ちょっとたたんで椅子の背にかけるという人も良く見かけますが、世界共通ではないので注意が必要です。
一番やってはいけないのが『テーブルの上に置く』ことです。
ナプキンは自分の口などの汚れを拭くものです。
汚れたものをまだ食事中のテーブルの上に置くという行為は、一緒に食事をしている人に対して失礼ということに加えて料理人に対しても大変失礼なことです。
紳士な皆さんは絶対にしないように注意ですね。
食事終了後のナプキンはどうする?
食事終了後のナプキンは『クシャッとさせてテーブルの上に置く』が正解です。
良かれと思ってキレイにたたむのは逆にマナー違反になります。
キレイにたたむと「料理が美味しくなかった」という世界共通のサインになりますので、要注意です。
美味しかったよ!と心のなかで思いながらクシャッと置くのが紳士です。
今回は基本的なナプキンの使い方を紹介いたしました。
やはり基本が出来てこそ紳士ですよね。
またナプキンは使ってナンボのところもありますので、周りを気にせず使いましょう。
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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