夏風邪は治りにくい、とよく言われています。
確かにその通りなのですが、夏風邪が治りにくいのは正しい対処法を知っている人が少ないから、というのも原因の一つだと言えます。
実は、冬風邪と夏風邪では全然対処法が違うのです。
それを知らずに間違った対処をしてしまうと、夏風邪をさらに長引かせてしまう要因になってしまうのです。
風邪に効くと思ってやったことが実は逆効果…なんてことも考えられます。
というわけで今回は夏風邪をひいてしまったときの対処法についてご紹介させていただきます。
夏風邪の症状
夏風邪は冬にひく風邪とはウイルスが異なるため、症状も異なります。
夏独特の高温多湿な環境を好むウイルスによって引き起こされるのが夏風邪です。
このウイルスはお腹や喉に症状が出やすく、腹痛や下痢、喉の痛みや倦怠感、微熱などの症状が見られます。
症状が軽いため軽く見られがちですが、一度かかるとなかなか治らず、長期にわたって苦しめられることが多いのも夏風邪の特徴です。
夏風邪をひいてしまったら
1. できるだけ薬に頼らない
もし夏風邪をひいてしまったら、下手に薬に頼ろうとするより、自然治癒力を高めることを考えた方が良いです。
夏風邪ウイルスにきく薬はなく、解熱剤や下痢止めなどを飲んでしまうと免疫力を低下させたり腸内ウイルスの排出を妨げたりして逆に回復を遅らせてしまうことになります。
2. 微熱であればできるだけお風呂に入る
「風邪のときはお風呂に入らない方がいい」とよく言われますが、夏風邪の場合はそうとも言えません。
お風呂に入り、体についた汗や汚れに含まれているウイルスを洗い流したり、疲れをとって新陳代謝を高めることで夏風邪の治療につながるからです。
3. 温度調節を上手に
風邪は汗をかいて治す、という話をよくききますが、夏風邪の場合は下痢や喉の痛みなどで脱水症状を引き起こしやすいため、一概に汗をかくのが良いとは言えません。
しっかりと水分補給をし、また室内温度も扇風機やエアコンなどを上手に使ってだいたい28度くらいに保てるようにしておきましょう。
4. 良質な睡眠と食事
予防のときにもお話ししましたが、免疫力を高めるのに睡眠とバランスの良い食事は必要不可欠です。
夏風邪の症状が現れたら十分な睡眠をとるようにし、以前紹介した発酵食品やビタミンCなどの免疫力を高める食材を積極的に摂るよう心がけて下さい。
いかがでしたか?
同じ風邪をは言っても時期によって全く違う病気になるのですね。
風邪だとつい甘く見てしまい、よくわからないまま対処してしまいがちですが、夏風邪をひいているときは免疫力が低下しているため、肺炎につながってしまうことも多いようです。
家族や愛する女性のためにも正しい対処法をきちんと知っておきたいものですね。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今までよくわからずに対処していた…という方、ぜひぜひシェアしていただけると嬉しいです!
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