和食料理を食べているとき、魚の骨が口の中に入ってしまったら…
はたまた、歯の隙間に食べ物が挟まってとれなくなってしまったら…
いつもならそのまま口の中に手を入れて取ったりする方もいるかもしれませんが、高級料理店でそんなことはできませんよね。
というわけで今回はそんな場合の対処法を紹介させていただきます。
箸をつかおう
口の中に魚の骨が入ってしまった、そういうときはまず口の中が見えないように片手で口を隠すようにしましょう。
そして手ではなく箸をつかって骨を取り出し、皿の端などに置くのがマナーです。
サラッと出来るようになると良いですね。
また、歯の間に食べ物が挟まってしまって気持ち悪い、というときも、同じように手で口を隠しながら、箸を使って取るようにしましょう。
ついつい手をつかってしまうという人も多いと思いますが、周りから見るとあまり気持ちが良いものではありませんね。
ましてや意中の女性とのデートの時など、、、相手にその程度の男ね、と見透かされてしまうかもしれません。
それは紳士としては避けなければいけませんね。
更に品をあげるには?便利な懐紙
皆さんは、懐紙をご存知ですか?
懐紙というのは日本で古くから使われてきた、和紙を二つ折りにしたもののことを言います。
日本では昔、この懐紙を懐に入れて持ち歩き、メモ用紙や便箋、ティッシュやハンカチ、化粧直しの道具など様々な用途で使用してきました。
今日ではあまり見られなくなったこの懐紙、持ち歩くのはレベルが高そうに思えていささか気が引ける方もいらっしゃるかもしれませんが、便利で品も上がるので、試しに持ち歩いてみてはいかがでしょうか?
男性用の、ひとまわり大きい懐紙も販売されているようです。
ちなみに、懐紙は、使った後は持ち帰るのが一般的です。
そのとき、食事の後に残った魚の骨や皮などを包んで一緒に持ち帰ると、非常に丁寧です。日本の「立つ鳥あとをにごさず」という精神、非常に思いやりがあって上品ですよね。
皿を美しくして帰る、というのはおいしかった料理やそれを作ってくれた人に感謝する気持ちを表すためにも大切なことだと思います。
いかがでしたか?
魚の骨の取り出し方から、懐紙の使い方を簡単にご紹介させていただきましたが、食事を一緒にしている相手や、作ってくれる人に対する思いやりがあふれていてとても素敵なマナーだと感じました。
そんな思いやりや感謝の気持ち、普段の食事ではついつい忘れてしまいがちになってはいないでしょうか?
もし良ければシェア頂けると、うれしいです。
以上、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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