紳士ビジネスマンの常識「訪問＆来客」マナー

わかっているつもりでも、実はわかっていないことってたくさんありますよね。
今さら聞くのも恥ずかしい…とわからずじまいにしておくと後で大恥をかきます。

「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」

まさしくその通り！昔の人は良いことを言っていますね。
プライベートならともかく、ビジネスシーンでは大きな損害を与えてしまう可能性も出てきます。「実はよくわかっていない」「そんなこと常識だよ」といった方も一緒に見直してみませんか？

今回はビジネスシーンでの「訪問＆来客マナー」の勉強、おさらいをしていきます。
社会人ともなると、あらゆるシチュエーションにも迅速に対処しなくてはなりません。相手から招かれたり、来客することもあるでしょう。
一見難しそうに思える訪問・来客のマナーですが、流れをおさえておけば意外と簡単なことです。

訪問する場合の流れをおさえる

STEP1
アポイントを取る→日時・用件・訪問者氏名（人数）・所要時間を確認。
先方と日時を調整する。（ここでは先方優先で決めること）

STEP2
受付には5分前に到着するのがベストです。
あまり早すぎてもダメ、もちろん遅刻は御法度です！　

STEP3
玄関先でコート類は脱ぎます。
「会社名」「氏名」「訪問相手の部署・氏名」「アポイントの有無」を伝えます。

STEP4
応接室に通されますが、ここでは席にお座りくださいといわれるまでは座らないほうがベターでしょう。立ち位置は、イスの下座側に体を寄せます。
先方が現れたら丁寧な挨拶をし、勧められてから座るようにしましょう。何事も基本ができてこそです。

STEP1
来客者の「会社名」「氏名」「用件」「訪問相手」「アポイントの有無」を復唱して確認します。
事前に来ることがわかっていた場合は「お待ちしておりました」と告げてください。

STEP2
約束をした場合は名指し人に内線電話、もしくは直接来たことを告げます。
約束がない場合は名指し人に取り次ぎ指示を受けてください。
　
STEP3
案内の仕方ですが場面によって違ってきます。

来客の2、3歩前を歩き、完全に背を向けてはいけません。
半身は来客の方に向け注意を払います。

階段を上がるときは来客の後ろから、降りるときは前を歩くのがセオリーです。
　　　　

引いて開けるドアの場合は、開けたドアに手を添えたまま外側に立ち誘導します。
押して開けるドアの場合は、先に自分が入りドアを押さえて招いてください。

いかがでしょうか。
あなたはちゃんと出来ていましたか？

やはり何事も基本を知っていて、且つ基本を出来てこそだと思います。たしかにあまり固すぎるのは良くないこともありますが、最初からくだけ過ぎもよくないと思います。
まずは基本が出来てしっかりとした人だな、と思ってもらえるのが大切だと思います。

ベテランのビジネスマンももう一度基本をおさらいしてみても良いのではないでしょうか。

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