追伸、P.Sを使ってはいけない場面とは?メール・手紙のマナー


手紙やメールの文章の最後に文章を継ぎ足す時に使う、追伸やP.Sという言葉。
P.Sは、ラテン語のPost-scriptの略称で追記・後書きという意味を持っています。
文章を書き終わった後、忘れていたことを書くのにとても便利ですね。
それと「追加の文章を書きたくなるくらい貴方と仲良くなりたいよ」という気持ちをアピールする効果もあります。
知り合って間もない人に送る手紙やメールに用いてみてはどうでしょうか。

本当に使い勝手のいい言葉なのですが、実は使ってはいけない場面も存在します。
そこで今回は、追伸やP.Sを使ってはいけない場合をご紹介したいと思います。

 

追伸やP.Sを使ってはいけないシーン

■結婚式のお祝いの手紙を書く時

結婚式のスピーチで「度々」、「またまた」といった重ね言葉を使ってはいけないというのは有名ですよね。
追伸やP.Sにも同じことが言えます。
結婚式で重ねること=再婚、を連想させるからという理由です。

■感謝や謝罪を文章で表す時

感謝や謝罪といった重要な事柄は、手紙の本文に書かなければなりません。
最後に「追伸 そういえばこの間はありがとうございました〜」と書かれていたら、やっぱり取って付けた感は否めませんね。
何か感謝や謝罪することがあるならそれを手紙の本文に書き、その他の用事を追伸で書くのが正しい書き方です。

■災害、病気見舞いの手紙を書く時

不幸が繰り返されるというイメージを持つことから使うのはNGです。
見舞いの手紙を書く時は相手の気持ちを慮って最低限の文章に留めておきましょう。

お礼やお祝いを送るなら

P.Sを使ってはいけない場面は、ビジネスや冠婚葬祭、お礼状など改まった場面のようです。
そしてそんな場面にはお手紙と共にお返しの贈り物やお祝い品を添えることも多いですよね。

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素敵な食器って、センスが光って気が利いてますよね。

「P.S」は、親しい友達に送る手紙に使える言葉、と覚えておくといいでしょう。

P.S いつも記事を読んでくださっている皆さん、いつも本当にありがとうございます。

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