運動直後の入浴はNG!?お風呂に入ってはいけない4つのタイミングとは?

以前お風呂の効果や入り方についてご紹介しました。
お風呂には非常に多くの効能があり、お風呂の時間を大切にすることで生活の質も向上するとお伝えしましたよね。
しかし実はそんなお風呂でも「入らない方がいい・入ってはいけない」時があるのです。

 

①食事の前後

食事の後は、胃や腸などの消化器官に血液が集まっています。
しかしお風呂に入ると血行が良くなり、血液が全身に行き渡るため、消化器官に血液が集まらず、消化不良になりやすいです。
心臓にも負担がかかってしまうため、食後は出来れば一時間は間をあけてお風呂に入ると良いと言われています。
また、食事の直前にお風呂に入っても、同様に、血液が消化器官に集まりにくい状態のまま食事をしてしまうことになるので避けるようにしましょう。
こちらは入浴後30分はあけると良しです。

 

②お酒を飲んだ後

これはご存知の方も多いと思います。
先ほどもご紹介した通り、入浴することによって血液が全身に行き渡ります。
そうすると、十分な血液が肝臓に行き届かないため、アルコールの分解が遅くなってしまいます。
また、アルコールは血管を拡張する作用があるため、そのままお風呂に入ってしまうと血液の流れが乱れやすく、急な血圧低下、不整脈や脳貧血、心臓発作などを起こしかねません。
泥酔状態ですとそのまま意識を失ってしまうこともあるので絶対にやめましょう!

 

③激しい運動の後

激しい運動の後は酸素を全身に行き渡らせるために心拍数や呼吸数が上がり、体温も高くなっています。
そんなときにお風呂に入るとさらに体内温度が上がり、体は温度を下げようとして代謝を低下させ、血管を収縮させます。
また、水圧によって毛細血管も押しつぶされるため心臓に大きな負担がかかってしまうのです。
さらに浴室は水蒸気の割合が高く、酸素の割合が他の部屋に比べて低いため、激しい運動(有酸素運動)をした後は最低でも20分待って落ち着いてからにしましょう。

 

④病気の時や疲れきっているとき

自分ではあまり意識しないと思うのですが、お風呂に入ると意外と体力が消耗されてしまいます。病気や疲れきっているときは体力が消耗されきっていることが多いため、無理に入るのは危険です。
ただし、以前もご紹介したように、夏風邪のときは入った方がいい場合もあります。
詳しくは夏風邪の記事をご参照ください。
その他の風邪でも入って良いとされていることもあるので、それに関しては別途投稿しますね。

 

以上、今回はお風呂に入ってはいけない場合4パターンを紹介させていただきました。
どんなときでもお風呂がいい効果をもたらすとは限らないのですね。
特に激しい運動をした後や疲れきっているときはお風呂に入ってすっきりしたいと思いますが、入る前に自分の状態をいったん考えることが大切です。
お風呂に限らず、自分の体の状態を正確に感じ取って的確な判断をすることは紳士として非常に大切なことですよね。

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