出張は旅行ではないという議論はさておき、出張や旅行先で職場へのお土産を買うという方も多いでしょう。けれども、そのせっかくの気遣いが裏目に出る場合があるのです。
そんな残念なことにならないために「お土産選びのオキテ」をお届けします。
手間がかかるものはNG
お土産といえばやはりお菓子が無難ですね。ただし、個包装されていないものは困ります。たとえば大きな棒状のお菓子。これは切り分けないと食べられません。
買ってきたあなたが切り分けるのなら話は別ですが、通常女性社員がさせられてはいませんか?今どきあからさまに女性社員に雑用を押し付けるような職場は少ないでしょうが、食べ物に触れるのは男性より女性のほうがなんとなく安心するもので、こういう役目は女性に回ってきます。
すると、お土産のお菓子を切り分けるのは必然的に女性社員となり、その結果、忙しいのは男性も女性も同じなのに・・・と思われてしまいます。また、果物も同じ理由から避けたほうが良いでしょう。
「残るもの」は避けるべき
食べるものなら消えてなくなりますが、置物や洋服などは、気に入らないからと言って簡単に捨てることもできず、「もらって困るもの」です。相手の趣味を知り尽くし、自分のセンスにも絶対的な自信があるなら構いませんが、職場の人全員となるとなかなか難しいでしょう。
海外の化粧品などは使えば「いずれなくなるもの」ではありますが、香りにも好みがありますし、何よりその人のお肌に合うかどうかわかりませんので、本人からリクエストがない限りこちらも避けた方が良いでしょう。
職場のみんなに喜んでもらおうと思って選ぶお土産。せっかくの好意をムダにしないためにも最後まで気遣いは忘れないようにしたいですね。
理想は「個包装のお菓子を自分でみんなに分ける」です。
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