お見合いの心得として、「付添人を友人にしてはいけない」というものがあります。
年齢の近い友人に付添人を頼んでしまうと、お相手に見比べられて嫌な思いをするケースがあるため、出来るだけ避けるようにましょう。
本来は自分一人で行くのが理想ですが、どうしてもお願いする場合には親か親戚の人に付添ってもらうようにしてください。
一昔前のお見合いでは、作法が色々とあり面倒なことも多くありましたが、近年ではホテルのティールームなどで型にはまらず行われるのが主流となっているようです。
しかし、型にはまらないからといっても、そこには最低限のマナーが存在します。
【お見合い当日の流れ】
時間にはゆとりを持って出掛けてください。
先ずは自己紹介ですが、第一印象は後々まで尾を引くもの。
落ち着きながらも、ハキハキとにこやかに相手の目を見て伝えることが好印象の鍵となります。
さて、お見合いが始まり飲み物を注文することになりますが、ここでは男性がリード役。
「何にしますか?」ではなく、ここでは「僕は○○にしようと思いますが、いかがいたしますか?」もしくは「ここの○○が美味しいですよ」と女性が返答しやすい配慮も必要です。
できれば事前にお茶する場所をチェックしておけば尚良いでしょう。
プロフィールを交換している場合は、相手の趣味もわかっているはずなので「趣味は何ですか?」と聞くよりも「○○がお好きなのですね」と話題を出す方が打ち解けやすく良いでしょう。
話も進み場所を変えて食事や映画に行くこともありますが、帰りは遅くならないことが鉄則です。最後の別れ際には一言「また会ってください」と告げます。
もし、お相手女性が気に入ってもあなたから電話などの連絡をしてはいけません。お見合いマナーでは女性のOKが出てから会うことが基本です。
また、男性側のお見合いの暗黙ルールとして、生理的な嫌悪感を持たない限り断ることはできません。遊び半分でのお見合いは絶対に慎むようにしてください。
尚、お見合いにかかるお茶代などの費用は男性側が支払うのが常識です。
女性側が支払うことのないように気を付けましょう。
【お見合いの返事】
返事ですが、女性の方から一週間以内に仲介人を通して返ってきます。
前述しましたが、いくらあなたが女性を気に入ったからといって電話することはNGです。直接連絡を取ることは失礼になります。
また、余程のことがない限り男性側から断わることはタブーとされていますが、万が一の場合は相手を傷つけないようにしなくてはいけません。
「今回はご縁が無かったということで…ご心配いただいて申し訳ありませんでした」程度の文句にしておきます。
両者ともOKが出てお付き合いを始めた場合ですが、2~3ヶ月以内に結論を出すようにしましょう。
もし、結婚相手には向かないと思っていても、交際期間が長くなるほど断りにくくなるケースが目立ちます。
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