結婚を前提としてお付き合いしている恋人の実家へ、初めて訪問するときのマナー。心配しすぎはかえって逆効果ですが、基本的なことを知っておくだけで好感度はあがるものです。
服装は、大人の男性として常識あるものに。スーツにネクタイ、靴は磨いておきましょう。髪型もさっぱりとして清潔感を与えられるように心掛けましょう。
父親・母親世代というものは、意外と髪型や服装に保守的なものです。彼女との待ち合わせも、早めに待ち合わせて、落ち着いた状態で訪問するのが良いかもしれませんね。
まずは第一印象をアップ!
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第一印象によって、その後の印象も大きく変わります。第一印象が良ければ、その後の行動も何となく肯定的に見え、逆に悪ければ、その後どんなに頑張っても、その印象を覆すことはなかなか難しいもの。
以下に挙げてあるのは基本的なことばかりですが、一つひとつ丁寧に行えば、きっと良い第一印象を持ってもらうことにつながるでしょう。
- 事前に待ち合わせをして5分前には玄関にいく
- コートやマフラー、手袋などは脱いでおく
- 玄関を後ろ向きで上がらずに普通に上りその後に靴の向きを揃える
- 玄関先で簡単に挨拶し、部屋に通されてからもう一度丁寧な挨拶をする
- 手土産は部屋に通されてから渡す。紙袋のまま渡すことはせず、袋から出し向きを変えて両手で渡すと控えめな感じが出てよい
- 手土産を渡すときは「つまらない物ですが」というより「ほんの気持ちですがといった方が好感度がアップ!
彼女の両親と会話編
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第一印象でご両親の心をつかんだ後は、会話を弾ませてさらに好感度をあげられると良いですね。
会話に夢中になりすぎて、せっかくの好印象を無駄にしないよう、以下のことに気をつけましょう。
- ご両親にはもちろんのこと、彼女との会話にも敬語で会話をする。
- 話題に詰まってしまった場合は彼女の幼少期の話を聞いてみる。
- アルコールを勧められ「飲めません」と断った場合、お酒好きの父親の場合だと「男のくせに酒も飲めないのか」と評価は下がってしまうことがあります。飲めない理由なども伝えるのがベストです。また、飲める場合は酔わないように、程々のお付き合いで終わらせましょう。
帰るタイミング・お礼の電話
食事も済んでほっと一息つきそうになりますが、最後まで気は抜けません。
去り際の印象は一番心に残りやすいものです。
- 遅くとも午後9時にはおいとまする(食事後30分~1時間後には帰るようにする)
- もし引き止められても丁重にお断りする
- 帰宅したらお礼の電話を入れます。しかし午後11時を過ぎてしまった場合は翌日にしましょう。
ワンポイント
会話の最中に、ついいつもの調子で恋人を「○○子」と呼び捨てや気軽に呼び捨てしてしまうのはNG。
自分の可愛い娘が他人に呼び捨てされることを親はとても嫌います。
ここでは「さん」付けで彼女のことを呼ぶようにしましょう。
気にすることが多すぎて心配…という方もいらっしゃるかもしれませんが、よくよく考えてみると彼女の実家を訪ねる時に限らず、会社や普段の生活でも求められることが多いのではないでしょうか。
さぁ、唯一事前に準備しなくてはいけない手土産はもう決まりましたか?
お酒好きのご両親へのお土産は珍しい焼酎なども喜ばれるかも。
うまくいけば「せっかくだから一杯飲んでいきなさい。」なんていう運びにもなるかもしれません。
大切な彼女のご家族との時間、結局は相手に対する誠意と自分の魅力を伝えることが大事です。最低限のマナーさえ守れば、あとは緊張しすぎず自分らしく過ごすのが良いかもしれませんね。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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