紳士はサラリとこなす?男女の階段とエスカレーターのマナー


今回はレディーファーストとはなんぞ?という基本が分かるマナーです。
男女間だとビジネスの時のマナーとはまた違った意味が出てきますので、紳士なあなたは是非一度確認しておくことをオススメします。
階段やエスカレーターでの男女のマナーとはどんなものでしょうか?

 

いつも男性が下になるのがマナー

階段やエスカレーターが上りでも下りでも男性がいつも下にいる状態が基本的な男女のマナーです。
これに関してはビジネスの時と一緒ですね。
ビジネスにおけるマナーではお客様に対して上にいると相手を見下ろす形になってしまうという意味でNGですよね。
※ご案内する場合は除きますが。

これが男女のマナーではちょっと違う意味で下にいる方が良いとされます。
ご存じの方も多いかも知れませんが、大きな理由としてはもし女性が階段やエスカレーターで体制を崩した時に男性が下にいればいつでも支えられますよね。
特に女性はヒールなど不安定な靴を履いていることが多いですし、いつでも下から支えてあげるよという紳士な心から生まれたレディーファーストの基本みたいなマナーです。

 

しかし例外もある?

もし女性のスカートがちょっと短い場合はどうでしょうか。
親しい間柄では逆に他の男性などから見えないようにガードするという副次効果もありますので、いつもと同じように男性が下にいて支える形で問題ありません。
しかし、会社の同僚の女性など男女の親しい間柄ではない場合は難しいところですね。
そういう場合は「お先に失礼!」と空気を察して先に上るというのが、場を読んだ紳士のマナーではないかと思います。
もしタイミングを逸した場合は…、上を見ないように登るしかありませんね。

 

こういう基本的なところをいやらしくなくサラリと出来るようになりたいものですね。
紳士への道は長い。

本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

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    Bluebook編集部
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