「ワイシャツとは明治時代にホワイトシャツ(white shirt)をワイシャツと聞き間違えた和製英語」というのは知っている方も多いはず。
今日はスーツの本場、欧米でのワイシャツの歴史やマナーに関して紹介していきます。
紳士の嗜みの一つとして是非とも読んでいただきたいです。
欧米ではワイシャツは下着である
ご存じの方も多いかと思いますが、スーツ発祥の欧米ではワイシャツは下着として扱われています。
そもそも昔はパンツ自体が無かったので、ワイシャツがパンツとしての役割も担っていました。
ワイシャツの前と後ろ部分が長いのは昔の名残ですね。
長い部分をズボンの中に入れ込んで下着代わりに使用していました。
その当時はボタンまで付いているものもあり、しっかりと大事な部分を覆えるようになっていたようです。
なんか…、スースーしそうですよね。
さすがにパンツは別にあったほうが良いと思ったんでしょう。
1930年頃から下着の発明と改良が進み、当時としては画期的であったであろうブリーフやトランクスなどが登場したようです。
こういった背景からも欧米ではワイシャツは下着という概念があるのでしょう。
ですので、日本ではごく普通のワイシャツに胸ポケットが付いている、という感覚は理解ができないようです。
下着には胸ポケットなどいりませんよね。
胸ポケット論争に関しては、昨年の4月に「メーカーズシャツ鎌倉」がスリムフィットシャツの胸ポケットを廃止したという話題がありましたね。
ニューヨーカーに胸ポケット付きシャツが不評だったそうです。
もちろん欧米でも胸ポケットがあるシャツは普通に着られていますが、「カジュアルなもの」という認識があるので、ビジネスや正式な場所ではあまり着用しません。
ワイシャツの下に下着を着るか着ないか問題
上述しましたが、欧米を始め世界的にもワイシャツは下着という認識があります。
ワイシャツの下に下着を着ると下着を重ね着することになるので、ワイシャツの下には下着は着ない、というのが世界では一般的です。
しかし日本では少し様子が違ってきます。
ご存知のとおり、欧米諸国に比べ日本の夏は高温多湿です。
下着を着ていないと汗で乳首が透けてしまう、という問題が発生します。
日本の女性は特にそれを「不快」と感じる人が多いです。
世界のマナーでは下着を着ない、でも日本では下着を着ないと不快と感じられる。
困ったものです。
これに関しては、個人の好みもありますので、着る派・着ない派に分けて対応策を紹介したいと思います。
日本のマナーを守ろう。下着を着る派!
下着を着る派の注意すべき点はなんといっても下着が透けてしまい、ちょっとおじさんぽさが出てしまうところ。
オススメは普通の白い下着ではなく、肌の色に近いベージュにすることで目立たなくなります。
また形状はVネックのノースリーブ型をオススメします。
世界のマナーを守ろう。下着を着ない派!
着ない派の問題点は既に書いたとおり、乳首が透けてしまうことですね。
これに対処するのは綿100%の少し生地が厚手のワイシャツを選ぶこと。
綿は他の素材より少し高価でクリーニングやアイロンも必須になりますが、肌も透けにくく着心地も抜群ですね。
もし毎週クリーニング屋に一週間分のワイシャツを持っていくのが面倒。
家の近くのクリーニング屋が日曜休日なのがちょっと…。
という方は「リネット」という宅配クリーニングが便利ですよ。
結構話題になったので知っている方も多いかも知れませんね。
会員になればワイシャツ1枚158円とだいぶ安いです。
サイト内のリネット立ち上げの想いだけでも見てみる価値はあります。
だいぶアツいです。
ワイシャツは清潔が一番
下着を着るも着ないも、一番大事なのは清潔感ですね。
汗ジミやアイロンがかかっていないワイシャツではビジネスも恋愛もスマートに出来ません。
紳士には清潔感が必須です。
今日はちょっと長文になりましたが、ワイシャツに関してはまだまだ話足りないことがありました。
また別の機会で投稿出来ればと思います。
そういえば全然関係ないですが、各地でPM2.5が非常に高いみたいですね。
皆さんお身体にはお気をつけて。
それでは本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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