紳士となれば、スーツにあわせる小物のチョイスも気になるところ。特に腕時計は自分だけでなく相手の目にもよく入りますね。ポイントをおさえて賢く選びたいアイテムの1つとも言えます。
でも何をチェックして選べばいいの?という方のために、今回はスーツにあわせる腕時計を選ぶ時の、5つの鉄則をご紹介!
これから腕時計を購入される方は是非参考にしてみてくださいね。
1. 身の丈、スーツの格にあった時計を選ぶべし
ロレックス、オメガ、ブルガリ……高級ブランドは多々ありますが、決して高価なものを買う必要はありません。
高価な時計を持つことでアナタが高く評価されるとは限らないのです。
大切なのは身につけているスーツ、ネクタイや靴など他のアクセサリーとの相性。
よれよれシャツ、安物スーツ、薄汚れた靴に、新品の50万円の時計をあわせているビジネスマンを想像してみてください。…なんともアンバランスな組み合わせですよね。
逆にスーツもそれなりのブランド品を身につけているのに、時計は明らかに雑貨屋や家電量販店で買った安物…これもバランスが悪いですね。
このように、自分の持っている他の小物と格があっているかも非常に重要なポイントです。
具体的に「このくらいの格のものがほしい」というのをイメージしてから探してみるとよいかもしれません。勿論、相性が良ければ値段はそんなに重要ではありません。
お店で買って、帰ってきたら印象が違う…とならないように、なるべく”これとあわせたい”と思うスーツを着て試着をしてから購入するとスマートですね。
2. 腕時計のストラップの色はベルトと靴の色にあわせるべし
出典:flickr
ストラップは茶色いのにベルトは焦げ茶、靴は黒……となると、統一感がなくてがっかりしてしまいますよね。また、さし色を一つ加えておしゃれに決めたい方の気持ちもよくわかります。
ですが色々なスーツにもあわせたいなら、ベルトと靴と色を統一させるのがベストです!
持っているベルトや靴をイメージしながら選びましょう。
3. 体形にあわせて時計の盤面を選ぶべし
実は顔や身体つきにあわせて時計を選ぶことも一つのポイントなんです。
顔にあわせる盤面のかたち
・ラウンドタイプ :
スタンダードな丸い盤面。誰でも合うが、特に丸顔の人に似合う。
・フレアードタイプ :
ゆるやかな樽の形をしている。逆三角形、卵形の顔の人に似合う。幅は体格にあわせるべし。
・レクタンギュラータイプ :
四角い盤面。細面の人に似合う。体格のがっちりしている人は大きく厚みのあるものを選ぶべし。
体形にあわせる時計の厚み
・華奢な人/手首の薄い人 :
厚みがあまりなく、文字盤も大きすぎないものと相性ばっちり。
・体格のしっかりしている人/手首の太い人 :
厚みもあり、大きくて重みのあるものが似合う。
4. 個性的なデザインのものを選ばざるべからず
「自分といえばこれ!」というくらいはっきりと個性のでる時計も素敵ですが、これもNG。自分では似合っていると思っても、周りはどう思うかはわかりませんよね。
また、どんなスーツでも似合うと限らないのが個性派デザインの欠点です。仕事につけていくなら合わせやすいものを選ぶのが無難ですね。
ですが、どうしてもデザインで迷ってしまう人にもうひとつアドバイス!一番のおすすめは、ビジネスでも使え、かつ冠婚葬祭どんな場面でもつけていけるフォーマルなデザインの時計です。
色々なマナーに気をつけたい場面でも間違いなくつけていけるのは黒革のストラップに白の文字盤の三針時計。迷ったらこれにすればはずれなしです。
冠婚葬祭、時計まで気にしない人も勿論います。しかし女性に比べて男性は皆が皆同じ格好になりますので、スーツにあわせる小物は余計目立ちますね。うっかりマナー違反になるようなものをつけていっては失礼ですし、常識のない人と思われてしまいます。高くなくて良いので、一つ持っておくと良いでしょう。
5. アナログを選ぶべし
出典:flickr
デジタルでもスタイリッシュなものは数多く販売されていますが、どこかカジュアルな印象を持たれてしまうこともあります。
ビジネス用なら、迷わずアナログを選びましょう。
今の時計は自分に合っていましたか
時計選びの基準が分かったところで。
あれ…?今の時計もしかして俺には合っていないかも!と思ったそこのあなた、安心してください。
「時計査定の窓口」
いかがでしたか?時計は毎日使うものなので「やっぱりかっこいいものが欲しい!」と思う方も多いのではないでしょうか。
一方で「どんな場面でも使えるのか?」「自分の売り出したいイメージ通りに自分をみせることができるのか?」といった利便性に注目して選ぶのもとても大事です。自分にふさわしい時計をびしっと選んで、スマートにありたいものですね。
本日も読んでくださいましてありがとうございました!
photo: flickr
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