顔合わせとは、両家の親が顔を合わせた場で婚約を報告する食事会のことをいいます。結納に比べて、形式もなくカジュアルなスタイルなので、逆に何をどこまですればよいのかわからずに不安になってしまいますよね。
今回はそんな人のために、絶対にやってはいけない「ぶっつけ本番の顔合わせ」の危険性や事前準備についてご紹介していきます。あなたがコレさえ押さえておけば、問題なく顔合わせを終えることができ、両家の親や婚約者の心をつかんでより信頼を獲得できるはずです!
ぶっつけ本番の顔合わせが絶対にNGなワケ
顔合わせは、まったく環境の違う家庭が揃って、1つの新しい家族の方向性について話し合う場でもあります。
だから、そんな大切な集まりを打ち合わせもなく進めてしまうと「こんな話は聞いていない」や「結婚は無かったことにしてくれ」といったように、価値観や常識のズレから両家の溝を深めてしまう危険があるのです。
また、事前準備がないせいで遠慮が重なる場面が増えて、気まずい空気が流れたままだとせっかく両家がそろった意味がなくなってしまいますよね。
こういった事態を防ぐためにも、その場の雰囲気でどうにかなる!といったぶっつけ本番の顔合わせは避けて、しっかりと両親や婚約者と顔合わせの前に話し合いをしておく必要があります。
最後まで和やかに顔合わせを終わらせる方法とは?
では、顔合わせの事前準備とはどのようなことをすれば良いのでしょうか?
以下のポイントをおさえておけば、親にも恥をかかせずに良い雰囲気のまま顔合わせを終わらせられます。
服装
男性はスーツ、女性はキレイめのワンピースやスカートと決めておけば、両家で釣り合いのとれた服装で顔合わせに望めます。
料理
両家の親の好き嫌いやアレルギーについて調べておくと良いでしょう。また、お酒を飲んで悪酔いしやすい親の場合には、飲み放題はつけない方が無難です。
結婚式や結婚後の生活
顔合わせの場で「話が違う!」とならないように、事前に両家の親の希望を聞いて、結婚式や結婚後の方針のすり合わせをしておくと良いでしょう。
会場選び
ゆっくりと周りを気にせず話せた方が良いので、個室を予約した方が良いでしょう。
支払い方法
お会計の場面になって「うちが払います」「いや、うちが!」といった余計な気遣いを親にさせないためにも、事前に支払いをどうするのか両家の親や婚約者と話し合っておきましょう。
親への気遣いを忘れなければスマートな顔合わせができる
顔合わせの事前準備は、あなたが恥をかかないためにするのではなく、親が気兼ねなく食事会を楽しんで、両家がこれから親族になる間柄として仲良くなってもらうためにするものです。
だから、たとえ普段は気を遣わない関係の義理の両親や自分の親であっても、この日ばかりはもてなす客人として失礼がないように配慮を重ねましょう。
そんなあなたの気遣いのできる姿を見せることで、両家の親や婚約者にも「この結婚は間違いじゃなかった」と心から思ってもらえるはずですよ!
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