働き始めると、取引先との会食や接待などで懐石料理店へ出かけることが多くなる方もいるでしょう。大人であれば、そこでもしっかりとマナーを守りたいもの。
そこで今回は、懐石料理店でしてはいけない5つのNG行動をご紹介します。
畳のヘリを踏む
懐石料理店は、和室に通されることが多いです。そこで畳の縦の両端にあるヘリを踏むのは失礼にあたるので、やめましょう。
畳のヘリには家紋が入っていることがあります。そのため、ヘリを踏む行為はマナー違反。
また畳のヘリで転ぶこともあるので、気をつけるようにしましょう。
座布団を踏む
畳のヘリと同様に、座布団も踏むことはマナー違反です。
そのため、まずは座布団の後ろに立ち、膝から座布団に座るようにします。そのまま膝を下ろすと真っ直ぐ座れないこともあるため、膝が座布団についたあと、両手を膝の横につけて場所を調整しましょう。
迷い箸をする
つづいては食事中にしてはいけない行動をご紹介します。
まずは迷い箸です。「どれを食べようかな」と箸を料理の上で動かしてはいけません。
どれか1つの料理ばかり食べるのではなく、全体的にバランスよく順序を回して食べるようにしましょう。
犬食いをする
子供のときに「犬みたいに食べちゃダメよ!」と怒られた方もいるのではないでしょうか。
懐石料理店に限らず、食器の近くに顔を近づけ犬のように食べるのはマナー違反とされています。
そのため背筋をピンとし、料理は箸できちんと口まで運ぶようにしましょう。
手皿で食べる
箸を持っていない方の手で、料理が落ちないように手皿をして食べる行為は行儀が良いと思われがちですが、懐石料理店では避けたいところです。
箸で掴みにくく、こぼしやすそうな料理の場合は手皿ではなく懐紙で受けるようにしましょう。100~300円で購入できるため、懐石料理店で食事することがわかったら事前に用意しておくことをオススメします。
以上をまとめると、
- ・畳のヘリを踏む
- ・座布団を踏む
- ・迷い箸をする
- ・犬食いをする
- ・手皿で食べる
の5つです。
懐石料理店でスマートな振る舞いをするためにも、普段からこのような行為はしないよう気をつけるようにしておきましょう。
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