バーテンなどと呼ぶな、バーテンダーと呼べ(取材編)

バー取材編第4回目です。
「バーテンダー」さんのことをつい「バーテン」さんと省略して呼んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
無意識に使っていたかもしれない「バーテン」という言葉。
実は単純に省略系の言葉としてではなく、別の意味も含んでいる紳士は使ってはいけない言葉だったのです。
※もちろん紳士以外も!

 

ただの省略ではないとするとバーテンという言葉の由来は何か。

それは「フーテン」とバーを掛けあわせた言葉だと言われています。
「フーテン」と聞くと「寅さん」と想像する人も多いかと思いますが、寅さんのイメージとは違いフーテンは差別用語として使われています。

辞書でフーテンを調べると、

1 精神の状態が正常でないこと。また、その人。
2 通常の社会生活からはみ出して、ぶらぶらと日を送っている人。

どうでしょう。
だいぶ差別的ですね?
バーテンという言葉が出来た当時は確かにバーテンダーの印象はあまり良くなかったのかも知れませんが、現在のバーテンダーとは全くかけ離れています。

お客様に最高のお酒を楽しんでもらえるよう日々修行と努力をしているバーテンダーさんに敬意を払いましょう。

 

 

ちなみにバーテンダーさん曰く、成功されている紳士な方に限って腰が低いようです。
悪気はなく使っていた言葉も実は誰かに不快な思いをさせてしまっているかも知れませんね。
注意するのは難しいですが、Bluebookで学んでいきましょう。それでは本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

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