『名刺はその人を表す』、とよく言われています。
お客様の名刺を頂いた時、その名刺の扱い方であなたの印象が大きく変わってしまうことがあります。特に40代以上の社会人歴の長い大人は、そういうマナーについて厳しい方も多いので、扱い方をしっかり身につけてくださいね。
名刺交換した後の相手の名刺の扱い方
名刺交換後、立ち話をする際は、自分の名刺入れの上に相手の名刺を重ねて、両手で持つのが丁寧です。こうしておくと相手の名前がいつでも確認できますね。名刺に記載されている情報で、お話が膨らむこともありますよ。なによりお客様が、あたなに大切に扱われているという印象を持ってくれます。ただ最近は名刺の裏に色々な情報が書かれている場合も多いので、サッと後ろも確認するともっと話題が広がることも多いです。
また、話している内容を「失礼します」と断って名刺の裏に書き込むのもOKです。あちこちメモするよりも名刺に書き込む方が間違えずに済みます。
名刺を片づける時の所作
名刺を片づける時は、必ず名刺入れに入れましょう。そのままポケットやカバンに入れることはNGです。ですので、名刺入れは常に空きスペースを作る必要があるのと、名刺入れはボロボロになる前に新しいものに買い替えるようにしてください。一般的なビジネスの場では、名刺入れは、革(合皮でも可)であればOKです。いわゆるカード入れ(アルミ素材)は避けた方が良いでしょう。
次に、名刺入れに相手の名刺を片づける際は、名刺を両手で軽く持って、会釈程度に一礼すると、相手の名刺を大事に扱っているという印象を持たれます。ただし、この動作は素早く流れですることがスマートです。もったりしていると、馬鹿丁寧で鈍くさい印象を与えてしまいますので注意してくださいね。
相手を敬う気持ちを名刺に向けるという日本特有の文化ですが、日本で仕事をする以上避けては通れません。名刺交換や扱い方は社会人としてできて当たり前のマナーとして、すぐにマスターしてくださいね。
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