知ってて良かった!世界のマナー米国「ロサンゼルス」編


カルフォルニア州にある都市ロサンゼルスは、北米ではニューヨークに続く第二の都市として知られていて、中でもビバリーヒルズは多くのハリウッドスターやセレブが住居を構える地域としても有名ですよね。

そんなロサンゼルスで空港へ到着した際に気を付けなければならいのは、「タバコを消す」ということです。

ロサンゼルスでは1998年から禁煙ブームに一層拍車がかかり、バーでの喫煙も禁止されるほどに。これは、お客のためではなく働いている従業員のためであるとか。一部のホテルには喫煙場があるものの、レストランや公共の場ではすべて禁煙となっているので喫煙者の皆さんは注意が必要ですよ。

覚えておきたい日常でのマナーとは?

日本では男も女も関係なく、目の前にいた人からエレベーターに乗り込んでいきますよね?でも米国では女性が必ず先に乗ることがマナーとされているので注意が必要です。さすがレディーファーストのお国柄!これは見習わなくてはいけませんね。

例えば、あなたが女性で遠慮して乗り込まないでいた場合、男性はいつまでも乗ることができません。ためらうことなくさっそうと乗り込みましょう。

逆に男性の場合は、もうお分かりですね。女性を先に案内してから乗らなければ、非難をかうことは言うまでもありません。

児童虐待にとても厳しいので注意!

マナーではありませんが、禁止事項として
日本人がさほど気にしないことでも、すぐ通報されてしまい面倒なことになり兼ねません。

周りの大人たちは子供が虐待されてないか?ということにとても敏感で、やんちゃをして作ったアザや、蒙古斑を知らなくて通報されたという笑えない話もあるようです。

レストランでのマナー

米国っぽいのが「ドギーバック」というもので、これは飲食店で食べ残したものをお持ち帰りするものです。

日本では食べ残しをすることはマナー違反、なんとか食べきろうと思うのが一般的ですよね。また、お持ち帰りすることは恥ずかしいという気持ちがあったり、お店によっては食中毒防止のために断られることもあります。

ですが、とにかく米国のメニューはボリュームたっぷり!アメリカ人も「2食分提供してくれている」という感覚で、ようです。高級料理店でも喜んで包んでくれ、ラメーンなどの汁物も対応してくれるのですから驚きです。

パーティー好きな米国の人

よくお呼ばれするパーティーで「ベビーシャワー」、「ポットラック・パーティー」というものがあります。のこと。招待されたならば、親密度に応じて20~50ドルくらいのプレゼントと簡単な食べ物を用意して参加します。

です。「ポットラックで」、と言われたときには手料理や出来合いものを持って参加しましょう。

ロサンゼルスは近郊も含め「インド」「中国」「ベトナム」「韓国」「イラン」「アルメニア」「タイ」などの様々な人種が住む都市です。いろいろな国の人が招待されるパーティーはまさに食のオリンピック!
日本のあなたが持ちよるなら、ちらし寿司がオススメ!見た目にも華やかでとても喜ばれるみたいですよ。

へ~と思う日本にはない常識あれこれ

  • 日本で24時間営業といえばコンビニですが、米国ではスーパーマーケットでも24時間営業している店が多い
  • 釣り天国の米国では釣りにもライセンスが必要(ですが公共の浅橋などでは必要ありません)
  • 飲酒は22歳からとなっている上に、ビーチや路上での飲酒も禁止!
  • 車のルールですが、赤信号でも安全を確認できれば「右折」は可能。ただし、「NO Turn on Red」(赤信号時右折禁止)の標識がある場合は不可
  • 結婚式の贈り物はカップルが指定する店へ行き、贈り物リスト(データーベースにリンクされている)から選んで購入し、当日に渡す。買われたものはそのつど削除され更新される。

結婚式の贈り物は早く行って買わないと高い物しか残っていない…なんていうこともあるようですよ。日本ではちょっと想像できない仕組みですね。
 

いかかでしたか?
日本とは違うことがたくさんあるからこそ海外は魅力的なもの。
旅行やホームステイなどの長期滞在を、楽しく思い出深いものにするためには、その国々の民族性やマナーを知ることが大切といえますね。
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    Bluebook編集部
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