そんな炊き方あったの!?おいしいお米の炊き方


お米は、日本人なら毎日食べる、と言っても過言ではない、私たちには欠かせない食料のひとつです。
毎日食べるものだからこそ、なるべくおいしくいただきたいのが本心。
奥さんが炊いてくれる、という方も多いとは思いますが、紳士なら、おいしいお米の炊き方くらい心得ていたいものです。
今日は、おいしいお米の炊き方を、基礎からばっちり紹介します!

 

おいしいお米の炊き方

お米はすりきりでしっかり量ること

ほとんどの方は、計量カップを使ってお米を量りますよね。そのとき、注意したいことは、必ずすりきりで量る、ということです。
計量カップに山盛りにお米をすくい、一度かるくゆすってから(計量カップ内のお米どうしの隙間をなくすため)、箸などを使ってすり切りにすると、きちんと量れます。

日によって少なめになったり、多くなったりしたら、その後の水加減にも影響してしまうので、お米の味も微妙に違ってきてしまいます。なるべく毎回同じ量を心がけましょう。

お米を量るところから、お米のおいしさが決まってくるのです!

 

お米の研ぎは素早くやさしく

さて、ここがいちばん重要なところです。
お米は、私たちが思っているよりもずっとデリケートなものです。
私たちがダラダラお米を研いでいる間に、お米はどんどん水を吸収していきます。

最初のすすぎはとにかくスグに水を切る

カラカラのお米は水に触れた瞬間すぐにその水を吸収してしまいます。最初のすすぎは一番重要なのです。
この時にゆっくりすすいでいたら米ぬかやゴミが一緒にお米の中に吸収されてしまってよくありません。

最初のすすぎは手早く1〜2回さっとかき混ぜたらすぐに水を捨てましょう。
一歩先に進んだ紳士であればここでザルを使用します。ザルにお米を入れておいて水を張ったボウルに入れればすぐに水切りできますね。

お米はゴシゴシ研ぎ過ぎない

二回目以降のすすぎは水を少なめにして研いでいきます。
あまり水が多いとお米同士の摩擦が少なく研ぎの効果が薄れてしまうのです。
研ぐ時は力をあまり入れずに、ボールをつかむような手つきで、優しく混ぜるか手のひらで混ぜるようにしましょう。

特に、最近は精米技術がかなり高くなってきており、ぬかもそこまでたくさんは付いていません。ですから、いわゆる「研ぎ過ぎ」には注意が必要です。
研ぎすぎてお米が割れてしまうとベチャッとなって美味しいご飯にはなりませんよ。

大体4〜5回くらい繰り返せばOKです。水の濁りが無くなるまでやる必要はありません。
 

しっかり吸水させてからお米を炊く

洗米が終わったら、お米を内釜に移します。内釜の目盛りに従って、水を入れましょう。お米は水を吸収して炊きあがります。

いままで水道水ですませていた、という方もなるべくなら炊く時の水はミネラルウォーターや浄水器の水の方が良いかとは思います。もし余裕があれば一回目の研ぎの際の水もミネラルウォーターに変えてみるのもオススメです。一番吸収する時ですからね。

またミネラルウォーターは、硬水ではなく、軟水を選ぶと、お米の本来の甘さや風味が生かされやすいです。そして、最低30分間はそのまま水に浸して置いてから、お米を炊きましょう。

この行程を「浸漬(しんせき)」といいます。冬場は多少長めのほうが良いですね。

※最近の炊飯器にはこの浸漬もプログラムされているものもあるそうなので、説明書を確認してからの方が良いかもしれません。

 

裏ワザ!氷を入れて炊くと美味しさアップ!

最近、巷でうわさの裏ワザですが、炊く際に内釜に水と一緒に、一合に一個の目安で氷を入れると、お米がさらにおいしく炊きあがるそうです。目盛は氷を入れた状態で合っていればOKです。

なんでもお米は冷やすことによっていアミノ酸の量が増え、さらに甘味が増すとか。
実際試してみましたが、確かにいつもより美味しかったです。
是非試してみてください。

 

いかがでしたか?
時間があるときでいいので、ぜひ試してみてくださいね。
いままでとは全く違う、よりおいしいご飯を食べることがきっと出来るはず。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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    Bluebook編集部
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