スポーツを楽しむための大事なマナー | バドミントン編


スポーツは選手だけでなく見ている人まで楽しめるのが素敵ですよね。
しかしそうやって楽しめるのもルールやマナーがあってこそのことです。
さまざまなスポーツが世界中で行われるようになるにつれて、ルールやマナーが問題にされることが多くなりました。
選手も見ている人も、すべての人が楽しめるように、マナーを守ったフェアなスポーツをしたいですよね。

ということでBluebookでもスポーツのマナーについて紹介していきたいと思っています。
前回はさらっとゴルフのマナーを取り上げましたが、今回はバドミントンのマナーについて紹介します。
バドミントンはあまり日本でメジャーではないため、あまり本格的にやったことがない、マナーなんて知らないよ、という方も多いかと思うのですが、そんな方々にこそ読んでいただけたら新しい発見がたくさんあって面白いのではないかと思います。

バドミントンに興味がある人もない人も、やったことがある人もない人も、読んでみていただけるとうれしいです。

こんなとき、謝るべき?ついつい戸惑う二つの場面

1. 相手にシャトルが当たってしまった…

気持ちよくスマッシュを打ってポイントゲット!
…と思ったら相手の体にシャトル(羽根)が当たってしまった!!
こんなときは謝らなければいけないのでしょうか?

相手の顔に当たったり、怪我をさせてしまったりした場合以外は、謝らなくても大丈夫です。
体にあたったのは、相手の技術不足、という場合もあるので、謝ると失礼になる場合もあるのです。

2. ネットインしてしまった…

この場合も、①と同じで、謝る必要はありません。
わざとではありませんし、謝られて逆に不快な思いをする人もいるでしょう。
あまり喜びすぎるのはどうかと思いますが、自分が点を取ったことを謝る、というのは嫌味に感じる人もいると思うのであまりお勧めできません。

スポーツですから、本気でやっていれば誰でもこういった場面に遭遇することでしょう。
こういう時は、謝りすぎると逆に相手を嫌な気持ちにさせてしまうことも多いです。
もし気になる場合は、手を顔の高さまで上げて謝るぐらいがいいのではないでしょうか。
サッカーでファウルをしたり、野球でデッドボールになってしまった場合にしつこく謝ったりはしませんよね。
それと同じだと思います。
お互い本気でやっているのだから当たり前のこと、ぐらいの気持ちで取り組むと良いのかもしれません。

余談ですが、デッドボールは、日本では謝ることも多いですが外国では謝ることが侮辱になることもあるそうです。
日本人は謙虚なのでついつい謝ってしまいがちになるようですが、いつも謝ることが正しい、というわけではなさそうですよね。
形式的に謝るのではなく、相手が今謝られてうれしいのか、少し考えてみるのは大事なことだと思います。

趣味でみんなで楽しくバドミントンをやるという場合は①、②とも謝った方がその場の雰囲気にあって良いと思いますよ!

 

あなたは忘れていませんか?つい忘れてしまう大事なマナー

バドミントンをやっている最中、ついつい見逃しがちになってしまう、しかしとても大事なマナーがあります。
それはラリーが終わった後のシャトルを拾う、ということです。
基本的には自分がミスをした場合は、自分でシャトルを拾いに行きましょう。
相手側のコートにシャトルがある場合は無理してとる必要はありませんが、ネット下などにある場合ミスした方が拾いに行くのがマナーです。
逆に相手がミスした場合でも、放っておくのではなくて、自分の方が近いと感じたら拾ったりすると親切ですね。

また、自分がシャトルを拾ったけれど、次のサーブ権が相手にある、という場合、シャトルをネットの下から渡すのはあまり好ましくありません。
ラケットを使ってネットの上から相手のいる辺りに送球するのが良いと思います。

 

他にも、ネットの下をくぐらない、試合観戦はコートサイドではなく後ろでやる、など様々な細かいルールやマナーがあります。
教える人や、場所によっても少しずつマナーが変わったりするので、マナーに敏感になりすぎる必要はないと思いますが、細かいところで相手の気遣いが見えたりすると嬉しいものですよね。
相手も自分も気持ちよく試合ができるように、小さなマナーを守っていきたいものです。
以上、今回はバドミントンのマナーについて紹介させて頂きました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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    Bluebook編集部
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