これまで結婚というと「女性が夫の家に入る」のが当たり前でしたが、近年はマスオさんのように「妻の実家に同居」というかたちが珍しくなくなってきました。
パートナーとなる女性の家族と円満な関係を築くためには、どうしたらよいのでしょうか。
帰省は「家族」であり「ゲスト」だという意識をもって
お盆やお正月に泊りがけで帰省、あるいは結婚の挨拶に行く、というような時は「家族」と「ゲスト」、それぞれの心構えをもってのぞむとよいでしょう。
「家族」としては、上げ膳据え膳ではなく、家のなかの仕事や雑用をかってでたり、といったようなことです。たとえ、お義父さんがデンとかまえる亭主関白タイプであったとしても、あなたまで家事を何もしない、というわけにはいきません。時代は変わってきているのです。
「ゲスト」としては、おもてなしされたことは素直に受けるようにしましょう。遠慮したり固辞するとかえって角がたつもの。謹んで受け、どこかでお返しができるように配慮するとなおベターです。
同居するなら遠慮し過ぎは逆効果?!
同居する場合は、最初が肝心です。「慣れてきたら、徐々に自分を出していこう」と考えていても、タイミングを逸したまま時が過ぎるばかり。変に自分を抑えすぎず、譲れないところは同居し始めの早い時期から出していくようにしましょう。
また、お互いが気を遣い過ぎて気詰まりにならないよう、ルールや決まりを前もって作っておくのも効果的です。ルールは、親密になれれば自然消滅します。ですが、時が経ってから改めて切り出すのはかなり勇気がいると思いませんか?
一億総活躍という言葉のとおり、共働き世代にとって義両親との同居は、貯金がしやすい、育児や介護がしやすいといったメリットもあります。
窮屈な暮らしになったり共倒れしないよう、家族の距離感についてよく話し合っておく必要があるでしょう。
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