初対面かどうか迷いませんか?そんな時の名刺交換のマナー


取引先のお客様と初めて会ったときの名刺交換は、慣れるまで苦手な方が多いと思います。実際に名刺交換で失敗したという経験があるのではないでしょうか。

マナー本で紹介されている方法は正しいですが、違うシチュエーションだったので、パニックになってしまった、という失敗経験はみんなもっているものです。

今回は硬く考えなくても大丈夫、スムーズな名刺交換の方法をご紹介します。

名刺交換のタイミング

マゴマゴしているとタイミングを失い、相手との間に気まずい空気が流れ、お客様に先に名乗らせてしまう、という失敗につながります。とにかく相手より先に、笑顔で明るく「お名刺交換よろしいでしょうか」と声をかけてください。そうすると相手も名刺交換の態勢に入ってくれます。

そしてそうすると、相手も名前を名乗り名刺を差し出してくれます。このときのポイントは、相手の名刺より自分の名刺を下に出すまたはくぐらせることです。ただし、マゴマゴしたり相手が更に下に名刺を出してきた時は、スッと相手の名刺を受取り名刺交換を終了させるのがスマートです。

初対面なのか不明な相手の場合には?

初対面の相手かわからないときでも、果敢に名刺交換を申し出てOKです。明らかに相手が覚えているようなら、「以前名刺交換させていただいたかもしれませんが、もう一度宜しいですか?」と言えばOKです。

また、あなたの所属や役職が変わっていたり、名刺のデザインが変わっているなら、「名刺が新しくなったので名刺交換させていただけますか?」と言えば大丈夫です。

名刺交換は、お客様との挨拶なので重要ではありますが、本当に重要なのは商談に入ってからです。名刺交換でアタフタしているようでは、お客様の信頼を得ることはできないので、スマートに応対できるように頑張ってくださいね。
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    Bluebook編集部
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