可愛がられる後輩としてのマナーとは?
会社勤めをしていたり人づきあいをするうえで、先輩や目上の方に可愛がられることはとても重要ですよね。その方のお陰で大きなプロジェクトに推薦してもらえたり、大きなビジネスチャンスに発展することもあるからです。
後輩力の高い人のことを『太鼓持ち』や『ゴマすり』なんて揶揄する声もありますが、さわやかな後輩力を持つ人は、老若男女問わず人間としての魅力も高まりますよ!
しっかりと話を聞いて、即実践
なんでもかんでも「ですよね~」と相槌を打つ見かけだけの聞き上手ではなく、先輩や目上の方の話をしっかり聞きいて、適宜相槌を打つのが正しい聞き方です。また聞いた内容を覚えておき、即実践してみましょう。ビジネス上のアドバイス、その方の好みなど何でもOKです。
聞いたことを即実践すると、話した方はとても気分が良いものです。その際、『昨日教えていただいたので早速実践しました!』『先日お好きだと聞いたので、どうぞ。』とさわやかに言われると、また次も誘おう、見所があるな、可愛い後輩だ、となる訳ですね。
上司やお客様からのアドバイス
先述と似ていますが、上司からのアドバイスは『指示』と同義と考えておいた方がよいでしょう。アドバイスを受けたら即実践は当たり前ですよね。頂いたアドバイスについてお礼(場合によってはお詫び)を言う際、絶対に言ってはいけないのが、『参考になりました』『参考にさせていただきます』です。
【参考】とは、【自分の考えの“足し”にすること】なので、大変失礼な言い回しになるんです。あなたにそんなつもりはなくても、相手に与える印象が悪くなるので、やめておいた方がいいですね。
お客様からのアドバイスもしかり。アドバイスとしてクレームを言われることもあるため、言葉を選んで使うことは大人のマナーです。
食事のお会計について
目上の方と食事をする際、男性同士の場合、目上の方に奢ってもらうことが多いと思います。男女の関係でもそうですが、たまには『今日は僕が出します』『今日はワリカンでいきましょう』と言って誘ってみると良いですね。
最終的にどちらが支払うかは問題ではなく、『一緒に食事をする』ことが目的だというあなたの気持ちが嬉しいものなんです。
後輩力とは、気配り、話題の豊富さ、フットワークの軽さなど、あげればきりがありません。でも、『あなたといると楽しく気分が良い』が大前提にあります。面倒くさがらずに後輩力を磨けば、人間力・仕事力の向上につながりますよ!すぐに実践してみてくださいね。