デキる大人になる!今からするお金の管理と貯金法
突然ですが、皆さんクレジットカードはお持ちですか?
最近はお店のポイントと一体化したカードが主流となってきています。どこの会社も特典やポイント還元がついているため、得をした気分になり何枚ものカード持っている人も少なくはないでしょう。
でも、ちょっと考えてみてください。そこには大きな落とし穴が潜んでいるのです。
クレジットカード1枚と3枚、持つならどっち?
まず、クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠がついています。このキャッシング限度額はあなたの信用金額なので、カードを何枚持っていても金額が多くなることはありません。
例えばキャッシング枠が100万円だった場合、一枚のカードなら枠は100万円となりますが、3枚持っていた場合には合計300万円とはなりません。3枚持っていても100万円のまま変わることはないのです。
これからもわかるようにカードの枚数が多いということは、カード会社からは信用が低くみられていることになります。ですから、カードは1枚だけ持つのがよいといわれているのです。
ムリのない貯金設定にする
貯金は決まった金額を積み立てする人と、余ったお金を貯金する人がいます。どちらが貯まるかというと、もちろん積み立てする貯金の方です。
積み立てする人の中には、なかなか貯まらないという人もいますが、それは必死になりすぎてムリな金額を設定していることに原因があります。ムリなく貯金するには給料の手取り15~20%くらいにしておくのがポイント。20万であれば3~4万円、30万円であれば4万5000円~6万円を貯金に回してみましょう。
預ける銀行を1つに決める
毎月積み立てる金額を決めたら、預ける銀行で「天引き口座」をつくります。銀行はどこの銀行でもいいわけではなく、将来お金を借りることを想定し、銀行を1軒選びます。
まだ若いしそんなこと考えなくてもいいんじゃない?と思われる人もいるかもしれませんが、いざ結婚をして家を建てるときにはローンを組みます。よほどのお金持ちではないかぎり、銀行で何千万円ものお金を借りることになるはずです。もしかしたら将来、事業を起こすことになるかもしれません。そのときには必ず銀行からの借り入れが必要となってきます。
若いうちから先を見越して借りたいと思う銀行に貯金することが重要ポイント。信用をつくっておくこと、これが将来設計するにあたって大切なことなのです。
銀行受けのいい積み立て法とは
300万円をドーンと貯金した人と、毎月コツコツと何年もかかって500万円貯金した人ではどちらの評価がいいと思われますか?答えは「コツコツと貯金した人」です。
銀行側はこう解釈します。300万円をいきなり貯金した人は、もしかした親からもらったお金かもしれない、またどこからか借金したお金かもしれないし、明日全額使ってしまうことも考えられる。
でも、毎月決まった金額をコツコツとする人には堅実さを感じ、ものすごい信用へと変わります。これまでコツコツと貯めてきた履歴が残る分、銀行は安心してお金を貸してくれるというわけです。
信用をつくることは男性にとってはとても大切なことと言えますよね。今からしっかりお金の管理をしておき、信頼のおける大人になりましょう!