カドを立てずに相手に言おう!クレーム・催促術
会社の上司に言いにくいことを伝えられていますか?
「なかなか言えない」と言う方が多いのではないでしょうか。
やはり上司を怒らせてしまうのが怖く、我慢してしまうのがほとんどのようです。
しかし、ビジネスやプライベートでも言いにくいことでも言わなければいけない場面はあるものです。我慢してストレスをため込むことは体によくありません。
大切なのは相手に反感を抱かせないようにすることです。
相手が感情的になり、話すこともできない状態になってしまっては、どうすることもできなくなります。ここでは慎重な言葉選びと大人の配慮が必要です。
クレーム・催促を伝える前に確認しておこう
ただクレームと催促を言うだけでは相手とのしこりが残ってしまうだけです。
ここでは2点の確認をしてください。
■内容は的確に伝えること
言いづらいからといって曖昧なことを言うのはNGです。
具体的に伝えるようにしましょう。
■言われる相手は耳が痛いものです
相手を怒らせない慎重な言葉選びを!
気持ちが伝わる催促・クレームの技
■ストレートに伝えるのではなく、ワンクッションを置くことでオブラートに包むことができます。
不平を隠して「お願い」のかたちを取ることです。
例 ・申し訳ありませんが
・誠に恐縮ですが
・お手数ですが
■自分に非があるようにみせかけることも方法です。
「誤解があったらすみません」と伝えることで誠意ある対応に感じられます。
一度気持ちを隠し引いてみせる配慮も大人の対応として必要不可欠なことです。
例 ・私の誤解でしたら申し訳ありません
・言い方が伝わりづらかったようで申し訳ないのですが
ワンポイントチェック
部下や後輩に注意したことが伝わらない場合の対処法として、言い方を変えてみるのも方法です。自分の言い方にも落ち度があったのでは?と考える余裕がほしいですね。
上手な言い換えの例→「その言葉遣いに気をつけて」
↓
「その言葉遣いでは相手を不愉快にさせてしまうよ」
具体的な理由を付け加えることで相手も気づくことが多くあるのです。