自己満足で終わってない?手土産を渡すときのマナー
手土産をもらって嫌な人はなかなかいません。
友達や親戚に買っていく場合は、相手の好みなどを考えながらどれにしようか…などと悩むのも楽しかったりしますよね。
しかし、ビジネスの場となると、何を持っていけばいいのかから始まり、いつ渡せばいいのか、どう渡せばいいのか…と、悩みが尽きず、困ってしまうという方も多いと思います。
今回は、そんな方のためにビジネスの場における手土産のマナーについて紹介していきたいと思います。
せっかく持参する手土産なので、相手の方にも喜んでいただきたいですよね!
何を持っていけばいいの…?
- 大勢で分けるのに手間がかかるもの(ケーキなど)
- あまり日持ちがしないもの
- 冷蔵や冷凍が必要なもの
です。
できるだけ相手方の手を煩わせないものを選ぶと良いでしょう。
また、訪問先の近くで手土産を買うのもできるだけ避けるようにしましょう。
自分の会社の地元の名産品などを渡すのが望ましいです。
いつ渡せばいいの…?
基本的には、挨拶が終わって着席する前や着席した直後が良いと言われています。
しかし、着席する前に名刺交換が終わっていない場合等は少し待ってお互いの挨拶がすんで話が一段落してからの方が良いかと思います。
商談の時などに、あまりにも早く渡しすぎると下心があるように見えてしまって、あまりいい感じはしません。
どうやって渡せばいいの…?
手土産を渡すときはまず、紙袋から出して渡すようにしましょう。
紙袋はたたんで持ち帰るか、「よろしければ、こちらの袋もお使いください。」と言って渡すのも良いと思います。
立ったまま渡すときなど、なかなか紙袋から出すのが難しい場合には、「袋ごと失礼します」などと一言添えるだけで全然違います。
渡す相手は、基本的には相手方の一番立場が上の人です。
また、上司の付き添いで行く場合などは手土産は上司の人に渡してもらうようにしましょう。
渡すときには
「美味しいと聞いたので…」
「よろしければ仕事の合間にでも召し上がってください」
などと言葉を添えるといいでしょう。
いかがでしたか?
せっかく相手のことを考えて手土産を持ってきたのに、マナーを知らなかったがためにあまり喜んでもらえなかった…ということになると悲しいですよね。
マナーを知らなければ、相手への思いやりがかえって迷惑になってしまうときもあるのです。
自分だけでなく相手にも本当に満足してもらうために、ぜひ知っておいてほしいマナーです。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!