睡眠の質は生活の質!不眠知らずの体を作るためにはじめたいこと① 朝編
最近ツクツクボウシが鳴き始めたり、ちらほらトンボが飛んでいるのが見えたりもして、夏の終わりが近づいて来ているのを少しずつ感じています。
心なしか少し涼しくなったような気もして、寂しいような、はやく秋が来てほしいようなと考えている今日この頃です。
はやくこの寝苦しい季節が終わってほしい…そう思っている方も少なくないと思います。
でも、窓をあけて気持ちよく寝られる季節がくるまでには、もうちょっと時間がかかりそうですね。
というわけでこれから、寝苦しい季節を乗り切るために知っておきたい不眠対策法を朝、昼、夜の三回に分けてご紹介したいと思います。
今回は第一弾ということで、不眠対策として「朝」できることをピックアップしてみました!
起床時→できるだけ自然に合わせた起床方法を
できるだけ自然のサイクルにあわせた方法で起床すると、睡眠の質も良くなります。
最近の研究で、起きる30分前から光や音などの刺激を徐々に受けていると目覚めがいいと言うことがわかっていますので、日の出を上手く利用しましょう。
カーテンを少し開けて日の出から30分後にアラームをセットしておくと気持ちのいい目覚めになりますよ。
もし起床時刻と日の出時刻がうまく合わないという場合は、ライトにコンセントタイマーを装着して起きる30分前にスイッチが入るように設定しておくと効果的です。
アラームの音も電子音などではなく鳥のさえずりなどにしておくと不快感が残りにくいです。
あと起きる時間はできるだけ一定にしておくことが望ましいですね。
休日でも頑張って起きる時間を平日+2時間以内におさめておくと毎日の目覚めが良くなりますよ!
起床直後→布団の中でストレッチ
朝目覚めが悪いという人は布団の中で軽いストレッチをしたりして少し体を動かすと体温が上がり、血流も良くなるためすっきりと起きやすくなります。
ベッドからでたら→陽の光を浴びる
陽の光を浴びることで主に二つの効果が期待できます。
ひとつめは、体内時計がリセットされるということです。
人間の体内時計のサイクルは25時間であるため、普通の生活をしていると、生活リズムと体内時計が少しずれてしまいます。
しかし体内時計は陽の光を浴びることでリセットされるため、一日の始まりの時間に陽の光を浴びることは非常に重要なのです。
ふたつめは、眠りを誘うホルモン、メラトニンの分泌を抑えてくれるということです。
このメラトニンは、起床してから14〜16時間後に多く分泌されることがわかっているため、朝陽の光を浴びることで必然的に夜メラトニンが多く排出され、不眠解消にもつながります。
朝起きたらカーテンをあけたりいったん外に出るなどして朝日を意識的に浴びるようにしましょう。
活動を始める前に→高温のシャワーを浴びる
短時間で、高温のシャワーを浴びることで、体温が上がり、交感神経が活性化するためすっきりとした目覚めにつながります。
長時間かけてしまうと逆に眠くなってしまうこともあるので「短時間で高温」を心がけるようにしましょう。
以上、今回は眠気・不眠解消のために朝からできることをご紹介しました。
自分の体内サイクルや自然サイクルを知り、それを意識した生活をすることが大事なのですね。
普段エアコンのかかった部屋にずっといることが多く、そういったことを意識する機会が減っていますが、生活する上で非常に大切なことだと思います。
健康を保つためにも、まずは自分の体を知ることから始めてみませんか?
これをきっかけに少しでも自分の体を気にかける習慣を身につけていただきたいです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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