日本酒は甘い辛いだけではない?もっと複雑な味わいがあった!
みなさんは日本酒は好きですか?
日本酒の味わいは、甘口か辛口か、で表現されることが多いですね。
ですが、日本酒の味わいは2種類だけではありません。
そこまで単純ではないとされています。
いままで甘いか辛いかだけで日本酒を選んでいた紳士のみなさん、今日は、日本酒の味わいについて、ちょっと勉強して行きましょう。
そもそも日本酒って?
米、麹、水を原料に造られた清酒のことを指します。
稲作が始まり、米が安定してとれるようになってから、造られ始めたそうです。
始まりは弥生時代ころ、つまり紀元前からの歴史があるといわれています。
紀元前から日本酒があったなんて、驚きですね。
日本酒の味わいについて
上にもちらっと書きましたが、日本酒は、世間では一般的に甘口か辛口かで味わいを分けられることが多いですが、実際のところ、それだけで区別できるものではないのです。
昔から「酒に五味あり」と言われるように、日本酒にも5つの味わいがあると言われています。
その味わいは、甘味・酸味・辛味・苦味・渋味に分けられています。
甘味はブドウ糖などの糖分に由来します。
日本酒の原料は米なので、すべての日本酒が甘味を持っていると言えますね。
酸味は、ビールの8倍、ワインの2.5倍ほど含まれているアミノ酸によるもののようです。
「すっぱい」という感覚とは少々異なる難しい感覚ですね。
辛味は、一般的にアルコールの度数によって左右されます。
アルコール度数が高いとそれだけ辛く感じるようになっています。
苦味は、舌に多少の刺激を感じる味わい。
そして渋味は、少し辛味と似た感覚で、口の中に多少の温感、痛覚が加わった味わいだと言われています。
どれも人間の感覚による表現なので、明確に定義することは不可能ですが、5つの味わいの違い、お分かりいただけたでしょうか?
ちょっと難しかったですかね。
勉強になりました!と思っていただけましたら、ぜひシェアをお願いいたします。本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。