くしゃみの時速は新幹線より速い!
ある日突然、私の同僚がぎっくり腰に。
20代とまだまだ若く、日頃から体を鍛えているのに何でぎっくり腰になんかなったのかを聞いてみると、何とその原因はくしゃみ。なんとも呆れる話ですが、実はこれって呆れるような話ではないのです。
今回は「くしゃみくらいで・・・」と思っている貴方に、驚くようなくしゃみの実態を説明します。
くしゃみの時速は300㎞オーバー
くしゃみは強さなどに個人差があるので、すべてのくしゃみに当てはまる話ではありませんが、くしゃみは時速300㎞を超える速度で口から飛び出しているのです。一節では時速320㎞という話もあり、これは宇都宮と盛岡間で初めて時速320kmを計測した新幹線はやぶさのE5系車両と同じ速度に当たります。
「くしゃみが新幹線と同じ速度!」
何とも信じられない話ですが、あながち眉唾の話ではありません。
実際にくしゃみの瞬間風速を熱戦風速計という特殊な装置で計測してみると、時速300㎞とまではいきませんでしたが、時速290㎞を計測しました。となれば、人によっては時速300㎞オーバー、そして時速320㎞というのもあり得ない話ではありません。
時速300㎞オーバーが可能かどうかは別として、新幹線と同じ速度で口から飛び出すのですから、身体への衝撃も少ないものではないというわけです。
くしゃみでぎっくり腰も頷ける話になってきますね。
くしゃみの消費カロリーが凄い!
くしゃみが時速300㎞もの激しい速度を生み出すということは、くしゃみをするときに消費されるエネルギーも少なくはないだろう。そう思って、くしゃみの際に消費されるエネルギーについて調べてみると、そのエネルギー数は1回で2kcalでした。
これだけだと大した数値に思えないのですが、考えてもみてください。
風邪等でくしゃみが多いときは、1分間に何度もくしゃみが出ますよね。仮に1分間に1度のくしゃみが半日続いたとすれば、その半日で消費したエネルギー数はなんと、1440kcalにも上ります。
成人が1日に必要とする摂取カロリーが1800~2200kcalですから、この消費カロリーがいかに多いものか簡単に想像がつくでしょう。
となれば、ダイエットに関心が高い女性にはもってこいの雑学ネタとなるかもしれませんよ。