貴方は大丈夫?世界共通、女性に対する基本マナー(散歩編)
近世まで日本においては男尊女卑の傾向が強かったせいもあり、日本人男性の女性に対するマナーは欧米の男性に比べて本当にレベルが低いと言われています。
最近は女性に優しい男性が増え、女性のバッグを持つなど、ひと昔前では考えられない光景も目にするようになりました。しかし、これが女性に対する男性のマナーかと言えば、疑問符がついてしまうのが実情です。
そこで今回は欧米の男性ならサラッと自然にできている基本中の基本ともいえる女性に対するマナーを紹介しましょう。
歩調を合わせる
「女性は男性の一歩後ろに下がって歩く」こういった考えの男性は昭和まではざらにいましたが、これは女性と一緒に歩く男性のマナーとしては最低の部類に入ります。
確かに、女性と並んで歩くことが恥ずかしいと感じる男性もいるでしょうが、女性にすれば「私って並んで歩くのが恥ずかしい女なの?」と思わせる行動でしかありません。しかも、女性は男性よりも歩幅が短く、ヒール等の歩きずらい靴を履いているので、男性の歩調に合わせて歩くのは難しいのです。
男性の女性に対するマナーは、男性がいかに女性を気遣うかが基本です。もし仮に、後ろを歩いている女性に危険が迫ったらどうします?横ならとっさにかばうこともできるでしょうが、後ろでは間に合わない可能性もあります。
よって、女性の歩調に合わせて歩くのは、最低限のマナーと覚えておきましょう。
女性は安全な側へ
女性と歩く際、女性を車道や駅のホーム、路線側に立たせるのは最低なマナー違反です。
これは、気遣わなければならない女性を危険な側に立たせているのに、まったくそのことを気にしていない表れです。女性に対する配慮が行き届いた男性にとっては信じられない光景でしょう。
しかも、以前、女性は安全な側に立たせるものと考えている男性と付き合いがあった女性なら、「自分を大事にしてくれていない」と感じるかもしれません。
この行動は女性を守る立場の男性が、敢えて女性を危険な状況に置いていることになるので、絶対に忘れてはならないマナーだと理解しておきましょう。
特に日本人男性は、女性に対する些細な配慮ができないと言われています。ということは、それができれば女性の見る目は大きく違ってくるというわけです。
この点をよく理解して、些細な配慮を忘れないようにしてください。