セクハラ、パワハラ‥‥大人なら知っておきたいハラスメントのこと
大人の社会生活は、多様な人との関わりによって築かれています。「あの人ちょっとニガテなんだよな‥‥」、「尊敬している上司からなぜか嫌われているっぽい‥‥」、そんなわだかまりの正体はハラスメントが原因かもしれません。
30種類以上?!◯◯ハラの種類
よく知られているハラスメントは、飲めない人にお酒を強要するアルコールハラスメント、相手の容姿に対して性的な言動、行動をするセクシャルハラスメント、逆らえない立場の人間が不当な要求をするパワーハラスメント、アカデミックハラスメント、などかと思います。ですが、細かく分類していくとハラスメントの種類はなんと30以上もあるとか!
人の言葉や行いをなんでもかんでも「ハラスメントだ!」と目くじらをたてるのはよくありません。しかし、たくさんの「◯◯ハラ」が存在するのは、人は傷つきやすく、また他人に無関心であるのだという、ひとつの証拠といえるでしょう。
ハラスメントって一体どんな意味?
ハラスメント(harassment)は、いやがらせ、困らせること、という意味です。つまり、どんなに細かく分類されていたとしても「人の嫌がることを言う、する」という大きなくくりでまとめることができるのです。
つまり30種類以上のハラスメントをしない、されないためには困らせる一人一人が「相手の立場に立ち、考えてから行動する」ということを徹底すればいいだけの話。なんだか学校の道徳の時間で習うことのようですが、こうした当たり前のことができる社会人こそ「デキる大人」なのかもしれませんね。
いかがでしたか?
ハラスメントは、した側もされた側も訴訟や解雇など、「ごめんで済む問題」ではなくなりつつあります。民族やLGBTだけでなく、人の個性を認め合い、柔軟な気持ちでコミュニケーションをとることがより一層もとめられているんですね。