身だしなみの基本とおしゃれとの違い
皆さんはおしゃれと身だしなみの違いをご存じですか?
なんとなくイメージとしては分かるけれど、言葉にするのは難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。おしゃれと身だしなみの違いを知り、使い分けられるようになると周囲の評価もぐんとアップするかもしれません。
おしゃれと身だしなみの違い
おしゃれとは、自分の好きな服、靴、バッグ、メイクなどで自分を装うことです。
色や素材、デザインまで自分の好みで選ぶことができます。他人から見てどうこうではなく、自分が基準です。他人からは「おしゃれだな」と思われることもありますし、「だらしない」とか「奇抜だ」とか逆に「地味だ」「葬式みたい」などなど散々な評価を受けることもありますが、あくまでも自分のための装いです。自分が良ければそれでいいのです。
一方の身だしなみとは相手が不快にならないことを考えた装いです。
「相手」とは会社の上司であり同僚であり部下であり、またお客様でもあります。ということは自分以外の全ての人のための装いです。おしゃれは自分が主役、身だしなみは相手が主役です。
身だしなみの基本
身だしなみで大切なことは、第一に清潔であることです。不潔な人に対して良い印象を抱く人はまずいないので、清潔であれば第一関門クリアです。
次に目立たないことです。たとえば相手が「今日会った○○さん、どんな服を着ていたっけ?」と思ってくれたら成功です。服装に特徴がないことで○○さん(あなた)という人そのものを覚えてもらえていますし、不快感を与えていない証拠ともいえます。
それから機能的であることも大切です。相手に「なんだか動きづらそう、大丈夫かな?」と思わせてはいけませんし、なにより自分もつらいですよね。職種により身体の動きはさまざまですが、動きやすい服装も心がけましょう。
身だしなみは、仕事に対する姿勢を表します。着実・誠実な仕事ぶりで成果を上げ、評価アップ、給料アップで自分のおしゃれを楽しむ生活、憧れますね。