お金の受け渡しにもマナーはある?接客業で必須のマナー
接客業に就いていらっしゃる方にとっては、接客時のマナーについて関心のある方も多いと思います。
実は私も接客業に就いていた時期があったのですが、よりお客様に喜んでもらうためにどうすれば良いのか考える日々でした。私は普段気遣いも全く出来ないタイプなのですが、仕事になると一転しておもてなししたいと思えることが接客業の凄いところです。それでは接客のマナーについて述べていきたいと思います。
身だしなみは基本
まず、身だしなみに一番気を付けることは清潔さです。普段からきちんと身につけておくことが大切です。
- 制服や靴は綺麗に洗濯しておくこと
- ヒゲやムダ毛は処理しておく
- 爪は切っておく
- 髪の毛は短めにしておく、女性の長い髪は束ねるようにする
- 制服をきちんと身につける
特にズボンを下げている方を見かけますが、お客様にはあまり良く思われないので止めておきましょう。私自身も以前そういう着こなしをしていたので気持ちは分かりますが、仕事は仕事ですから割り切って止めるようにしましょう。
お金の受け渡し
私も含めて、最近の若い方はお金の受け渡しのマナーを知らないと言われています。本来お金の受け渡しというのは、非常にデリケートな問題なのだそうです。
ですから、直接手と手でやり取りを行うことは非常に失礼にあたるようです。コンビニなどでレシートを下に置くことを嫌がる方も多いと思いますが、あれは実はマナーのひとつなのです。
実際にはトレイ(カルトン)に置いて受け渡しをすることがマナーだと言われています。そしてそれが出来ない時には、領収書を下にして「手盆で失礼します。」と言って渡すことが本来の形なのです。
現代においては、業種によっては難しい場合や知らない方も多いので臨機応変に対応する必要がありそうです。
お金の受け渡しに関しては、お釣りを落としそうとレシートを下にされることを嫌がる人もおられます。しかし、これは接客の際のマナーですので、多少煩わしくても広い心を持って理解できると良いですね。