大人の男が知っておくべき「高級車」の話
腕時計やクレジットカードと並んで社会人のステータスを示す重要な持ち物、それが高級車です。
車にそれほど興味がないという方でも、高級車と言われる車にはどのような種類があるのか、どのようなイメージを持たれているのかは知っておいて損はありません。
海外の自動車メーカーは、一般的に、日本のメーカーと比べて高級感や先鋭的なデザインを重視していると言われています。車が実用品というよりステータスとして意識されていることの表れですね。
そして、それぞれのブランドの中にも、エントリーモデルと呼ばれる比較的安価な車種から、功成り名を遂げた男でなければ手が届かない本当の高級車種まで様々なグレードが存在しています。
では、紳士のステータスたる高級車の種類を概観してみましょう。
高級車の代名詞、メルセデス・ベンツ
高級車といえば真っ先に思い浮かぶのがベンツでしょう。
ドイツの自動車ブランドであり、世界に冠たる人気と知名度を誇っています。重厚感溢れるデザインや、贅沢な雰囲気の内装が特徴的です。
S、E、C、B、Aというグレードがあり、Aクラスは最も安価なエントリーモデル。300万円程度から購入できる車もあります。
一方、最上級のSクラスは、最も安いモデルでも1,000万円を超え、上級モデルは3,200万円というものも。こうなると、年収1,000万程度のサラリーマンでは到底手が届く範囲ではありません。どういう方が乗っているかというと、そこそこ大きな会社の経営者、それにヤの付くお仕事の方が多いようです。
走り重視のBMW
BMWは、ベンツと並ぶドイツの自動車ブランドです。
日本ではよく「ビーエムダブリュー」を略して「ビーエム」と呼んでいますが、ドイツ語では「ベーエムヴェー」となります。
ライバルであるベンツと比べると、BMWは外観のシャープさやスポーティな走行性能を意識したデザインです。
7シリーズ、5シリーズ、3シリーズ、1シリーズというグレードがあり、数字が大きいほど上位のグレードになります。エントリーモデルの位置付けである3シリーズは、400~500万円程度で購入できるため、年収1,000万クラスのサラリーマンや若手起業家に人気。高級車と言われる車の中では比較的安価なこともあり、よく見かける車といえます。
国産車にも高級車はある!
高級車といえば輸入車にばかり目が行きがちですが、日本のメーカーが生産している車にも高級車と言われるものはあります。
その代表的なものがトヨタの「クラウン」でしょう。エントリーモデルの「クラウンロイヤル」は300万円台でも購入できますが、最上級の「クラウンマジェスタ」となると600万円以上であり、それなりの成功を遂げた男でなければ乗りこなせない車といえるでしょう。
また、トヨタが展開する高級車ブランド「レクサス」も、ベンツやBMWと並ぶ高級車として認知されており、国産車としては唯一のステータスブランドといえるでしょう。
国産車はどうしても輸入車と比べると一段低く見られがちですが、それは車を知らない素人の見方というもの。輸入車のエントリーモデルと、国産車の最上級グレードなら、ものを知っている人達の間では後者の方が圧倒的に格上とみなされているのです。
グレードアップを考えているなら、まずは今の車がいくらで売れるかをチェック。高く売れれば、高級車も夢じゃない?!
皆さんも一流の紳士として女性の視線を集めるためには、一段高いグレードの車を所有することを目指してみてもいいかもしれません。
もちろんお財布と相談は必要ですが…。