本当はどっち!?風邪の時にお風呂に入る論議に終止符!

「熱がでた時はお風呂に入らない方がいい」
「風邪は水風呂で治す」
「体調不良の時は湯船に長くつからない方がいい」…
子供の頃、皆さんもお風呂と風邪の関係に関するあれこれを両親から聞かされたことかと思います。
「風邪を引いたときにお風呂は入ってはいけないのか?」
諸説ありますが、実際のところどうなんでしょうか?
今回はお風呂と風邪の関係について、詳しく紹介します。
風邪をひいたらお風呂に入っていい?

出典:flickr
答えはズバリ、OKです!
さすがにお風呂に入ってはいけない条件もありますが、それは後述します。
そもそもお風呂と風邪の関係を悪化させていたのは、お風呂を出てからの湯冷めが大きな要因だったようです。
つまり、入り方に気をつけて、お風呂の効果を最大限引き出すことができればOK!ということ。
早速、正しくお風呂に入るポイントをチェックしていきましょう!
正しくお風呂に入る3つのポイント

ポイント1. 湯冷めに注意すべし
お風呂が逆効果になってしまう最大の理由が湯冷めです。
もともと日本では、「湯船が外にある」、「お風呂と脱衣所で温度差が大きい」などがあり、その間の移動で身体を冷やしてしまうこともしばしばありました。
お風呂で一気に上げた体温をまた一気に下げると、それだけ身体に大きな負担を与えてしまいますからね。
湯冷め対策として、「あらかじめ脱衣所をあたためておく」、「お風呂のドアを少し空けて脱衣所にも熱を逃がす」、「お風呂上がりは完全に髪を乾かす」などすると、これを緩和させることができるでしょう。
また湯冷めを防ぐ入浴剤を活用したり、暖まった状態を保つためにバスローブを活用するのも有効な手段なので、是非試してみてくださいね。
ポイント2. 湯船の温度に気をつけるべし
そもそも日本では、しばしば”お風呂”とは銭湯の湯船ことを示すとされてきました。
銭湯では温度調整も自由にできないので、つかる=熱いお湯という考え方が一般的だったわけです。
そしてこの熱〜いお湯が、実は体力消耗の原因だったのです。
熱のない人だと熱い湯船は血圧を上昇させ、血行の促進をしてくれるのですが、通常よりも体力を消耗している病人の方にはこれが大きな負担なのです。
本来ならばシャワーで清潔を保つ程度が一番ですが、湯船につかりたい場合は、41℃くらいのぬるめのお湯にゆっくりつかるのがよいでしょう。ただし長時間つかるのはNGです。
ポイント3. 水分補給を忘れずに行うべし
血行を促進してたくさん汗をかいたのに、その分の水分を補わないまま布団に戻るのはNGです。特に風邪の場合は通常より多く汗をかくので、注意が必要です。
余計な体力の消耗、脱水症状を引き起こす可能性もあるので、失ったものはすぐに補うことを心がけましょう。
お風呂に入ってはいけない人

以上のポイントを守っていても、以下の項目にあてはまる方は入浴はひかえるようにしてください。
- 38℃以上の熱がある人 (微熱ではない方)
- 体力を消耗している人、体力がない人
- お年寄り
先ほど書いたように、お風呂はかなりの体力を消耗します。体調不良の時は、身体への余計な負担はおさえるようにしたいですね。
以上、風邪の時の正しいお風呂の入り方の紹介でしたが、効果の現れ方には個人差がありますのでくれぐれも無理のないようにしてくださいね。
ちなみに風邪に関しては、アメリカではクーリングといって身体を冷やすことで熱を逃がす療法、フランスでは何故かコーラを飲む療法が有名なようです。
日本でもホットコーラは風対策として近年注目されてきていますね……風邪だけでなく、喉にもやさしい味だそうなので、気になった方は是非、挑戦してみてくださいね!
最後に…
お風呂はもとより、たくさんの風邪の時の対策があるようですが、まずは風邪をひかないような体づくりが大切ですよね。
私はお風呂が大好きなので入れないほどの風邪はまさしく死活問題です。
普段からの栄養補給と健康管理に気を付けている方でも、忙しい現代人は外食なども多くなりがち。
手軽に野菜補給を手助けしてくれるアイテムとして、青汁やスムージーなども有効ですよね。
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それでは、本日も読んでくださいまして、ありがとうございました。