人生一度は見に行きたい!相撲観戦の基礎知識とマナー


皆さんは相撲の魅力をご存じですか?
近年では若い人や外国人の間でも相撲の人気が上昇しているようです。特に話題なのが昨日2日に相撲教習所を卒業した逸ノ城力士。新入幕ながら1横綱2大関を破り、殊勲賞と敢闘賞をダブル受賞という快挙をやってのけたのですが、強いだけじゃなくておちゃめで可愛い!と親近感を感じている人も多いようです。
そこで今回は人気上昇中の相撲観戦のマナーについて学んでいきましょう。
 

相撲観戦の基礎知識

なかなか相撲を見に行く機会が無いという方、見に行ってみたいけどお高いんでしょう?と思っている方、実は一番安い当日の自由席などは約2,000円ほどで売られているんです。
思ったより安いな、と思いませんでしたか?
もちろん値段はピンキリで通称「砂かぶり」と呼ばれる土俵から一番近い「溜席(たまりせき)」では14,000〜15,000円程で販売されています。
(2014/10/03現在)

詳しくは日本相撲協会公式サイトでご確認することをオススメします。
サイトではチケットの購入方法なども詳しく紹介されていますよ。
 

開催期間

1つの場所で2週間続けて開催されるのが相撲の特徴です。2ヵ月おきに場所がかわっていくので、日程調整には気をつけてくださいね。
さあ相撲を見に両国に行くぞ!と思っても次は名古屋場所だった…ではなかなか大変ですからね。
基本的には以下のスケジュールで場所が変わっていきます。

場所 会場
一月場所 両国国技館(東京)
三月場所 大阪府立体育会館(大阪)
五月場所 両国国技館(両国)
七月場所 愛知県体育館(愛知)
九月場所 両国国技館(両国)
十一月場所 福岡国際センター(福岡)

 

1日の流れ

実は1日中楽しめるのが相撲観戦の良いところ。


午前中は午前9時頃から始まる序ノ口や幕下などの若い力士達の取組があります。
将来の横綱候補をこの段階から見つけるのも粋ですね。


お昼は幕の内弁当などを食べつつ、午後3時ころからは十両の取組が始まります。
いよいよ関取の登場です。
ちなみに関取と呼ばれるのは十両以上の力士から。
やはり迫力が違ってきます。


各力士ご自慢の鮮やかな化粧まわしは必見です。


横綱の鍛えあげられた肉体の四股や静と動の動きは是非とも見たいところです。


幕内の取組が始まります。
テレビで良く見かける人気力士、強豪力士が登場し大迫力の取組です。
まさに大相撲。


最後である結びの一番が終了した後、幕下力士が行司から弓を受け取り舞う儀式が行われ、一日の優秀の美を飾ります。
激しい戦いの余韻が残る中で行われます。

どうでしょうか?
一日楽しめそうですね。
両国国技館であれば、途中で館内を見学して回っても楽しめます。
 

観戦のマナー

基本的に他のお客様の迷惑になるようなことをしなければ、そこまで心配する必要はありません。
服装に関しても特にドレスコードなどはありませんので、普段の格好で問題ないです。
マナーに関しては下記のことを守れば大丈夫でしょう。



横綱が格下の力士に負けたなどの波乱が起きた時は「座布団の舞」と呼ばれ、座布団を投げるのが風物詩というか、形式美として尊重する相撲ファンも多いので現在もなお賛否両論であるが、相撲協会側としては止めてもらいたいようです。
座布団は賛否両論であるので難しいですね。
少なくとも初めての相撲観戦では止めたほうが良いでしょう。
 

いかがでしょうか?
相撲に関してはここでは取り上げていない心づけの慣習など、他にもまだ取り上げることはありますが、次回以降にまた投稿させてください。
是非とも人生に一度は見に行くことをおすすめします。

参考:日本相撲協会
参考:相撲案内所
photo:中入り後*東方土俵入り by m-louis

  • Bluebook編集部
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