紳士は家事もテキパキと!皿洗いをもっと速くするコツ
現代は男女平等の時代、ということで、男性の方でも料理や洗濯、掃除などの家事をすることも増えてきているのではないでしょうか。
紳士の本場イギリスでは男性も率先して家事をやりますしね。
しかしなかなか慣れない家事をするのは一苦労、奥さんの二倍も三倍も時間がかかってしまう…という方も少なくないはず。
そうこうしているうちに家事がどんどん嫌になってきて…という悪循環も生みかねません。
というわけで今回はそんな家事の中のひとつ、洗い物のコツについてご紹介していきたいと思います。
洗う前にできること
〈仕分け〉
汚れの程度によって食器をおおまかに仕分けしておきましょう。
大事なのは、油汚れのついているものとついていないものを分けることです。
油汚れを少しでも他の食器に広げないように心がけると良いですね。
〈ぬるま湯につけておく〉
経験上ご存知の方も多いと思うのですが、汚れが乾いてしまうと非常に落ちにくくなります(ご飯粒など)。
あらかじめ桶などにぬるま湯を張っておいてそこにつけるようにしておくと汚れが落ちやすいです。
〈料理中からこまごまと洗っておく〉
これ重要ですね。
食べ終わった後にまとめて洗おうとすると時間もかかってしまい何となく億劫な気持ちになってしまいます。
料理中の空いた時間でまな板や包丁など、料理中に出た洗い物を少しずつ洗っていくだけでも全然違います。
〈汚れを落とす〉
パスタのソースやカレーのルーなど、落とすのに手間取りそうな汚れはキッチンペーパーや新聞紙、ヘラなどであらかじめ落としておくだけで随分と洗いやすくなります。
〈洗い物自体を減らす〉
例えば餃子のタレのお皿は二人で一つにしたり、皿を分けずに一つのプレートにいくつかの料理をまとめてのせたり、鍋を使い回したりなど、洗い物自体を減らす工夫も必要です。
〈茹で汁やとぎ汁〉
排水だと思って流してしまいがちな、パスタの茹で汁や米のとぎ汁ですが、実はでんぷんの成分のおかげで普通の水よりも油汚れをよく落としてくれるので、洗い物には最適なのです。
つけ置きの際に水やぬるま湯ではなく茹で汁・とぎ汁を使うのも良いと思います。
洗っている最中にできること
〈お湯で洗う〉
40℃くらいのお湯で洗えば、熱すぎず、汚れも水と比べて段違いに落ちるのでお勧めです。
とくに油汚れは水ではなかなか落ちにくいのでお湯を使うことをおすすめします。
〈楽しむ方法を考える〉
嫌々やるのと楽しみながらやるのとではパフォーマンスの質も時間も変わってきます。
どうせやるのであれば少しでも楽しんでやる方法を考えましょう。
例えば、
- 音楽を聴きながら洗う
- キッチン用品をお気に入りのものにする
- 今日一日あった嬉しいこと、将来の夢を考えながら洗う
などなど、ちょっとした工夫でいくらでも楽しいものになるのではないでしょうか?
〈洗う順番〉
以下の順番で洗うと効率的です。
割れやすく汚れも目立ちやすいので、すぐに洗ってすぐにふいてすぐに食器棚に片付けましょう。
2.木の箸、漆器など、水につけておくと傷みやすいもの
木でできた箸や漆器などは長時間水につけていると割れてしまうこともあるのでできるだけすぐに洗いましょう。
また、たわしなどをつかったり、強くこすりすぎたりすると痛んでしまうのでやさしく洗いましょう。
3.油汚れのついていないもの
4.油汚れのついているもの
油汚れのついているものを先に洗ってしまうとスポンジも汚れてしまって、油汚れが広がってしまいます。
〈プラスチックはつけ置き〉
お弁当箱やタッパーなどのプラスチック製品は傷がつきやすくそこから油がしみ込んでしまう上に、油汚れになじみやすい性質をもっています。
そのため、洗った後もにおいがとれない、なんとなくぬるぬるする、ということにもなりやすいです。
桶の中にお湯を張って、洗剤を入れてつけ置きすると効果的です。
つけ置き専用の洗浄液なども販売されているのでそういったものを利用してみるのも良いですね。
洗剤の代用品
上で、米のとぎ汁やパスタの茹で汁などが油汚れを落としてくれると書きましたが、他にも洗剤の代用品はあります。
・果物や野菜の皮(柑橘系、大根や人参などの根菜などがお勧めです)
・天ぷらの衣の残り(お湯に小麦粉をとかしたもの)
・毛糸などでできたアクリルたわし
などなど、びっくりするようなものがたくさんありますよね!
洗剤を使うよりも環境にも良く、節約にもなりますので、ぜひぜひ使ってみて下さい。
洗剤の代用品など、様々な人が生活の中で生み出して来た知恵には驚かされるばかりで、知れば知るほど実践したくなりますね。
皆さんも効率的な洗い物の方法を考えてみてはいかがでしょう?
どうやって早くやるか、どうやって楽しむか、を考えること自体が実は一番楽しかったりしますね。