なぜバーテンダーはグラスをピカピカにするのか(取材編)


バー取材編第7回目です。
今回はバーテンダーがグラスをピカピカにする理由をバーテンダーさんに直接伺った話を紹介したいと思います。
とても考えされられる人生のタメになる内容でした。

良く言われているのは、皆さんも聞いたことがあるかも知れないですが、

「グラスを磨くとは自分の心を磨いていると心得よ」

裏を返すとまさに、グラスが曇っていると自分の心が曇っているのと同じことということになりますね。

もちろんこのままでもとても素晴らしい言葉ですが、取材をさせて頂いたバーテンダーさんはもう少し噛み砕いても教えてくれました。

 

細かく面倒くさいことが大事!

 

グラスを磨くということはお客さんからは気づかれにくいとても細かい仕事であり且つ面倒くさいこと。
しかしその細かく面倒くさいことが実は一番大事であり、それを日頃からやることによって他の場面でも細かい良い仕事が出来るようになる、と仰っておりました。

「基本」や「当たり前なこと」、「面倒なこと」を手を抜かずしっかりとこなすことが、後々他のところでも確実に活きてくるということですね。

 

私自身もこの言葉を聞いて、改めて自分の日々の仕事や人生など細かい点に抜かりがないか、初心忘れるべからず!と新鮮な気持ちになることが出来ました。
日々鍛錬。
紳士も一日にしてなれず、ですね。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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    Bluebook編集部
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