うどん対そば、栄養やカロリー・消化の良さではどっち!?
和の麺の代表としてよくあげられるのがうどんとそば。
この二つはいろんな面で比較されることが多いですよね。
実際、この二つにはどんな違いがあるのでしょう?
今回は主に栄養やカロリー、消化の良さといった面からこの二つの違いを見ていきたいと思います。
カロリーが低いのはうどん
うどんとそば、まずは原料に着目してみると、そば粉と小麦粉のカロリーはどちらも100グラムあたり約360〜370キロカロリーの中におさまっていて、そんなに大差ないといえます。
しかし、麺にしてゆでると、うどんの方が吸水率が高いため、同じ量でもそばの方がカロリーが高くなってしまうのです。
そばの方が何となくヘルシーなイメージがあるので意外ですよね。
ダイエットにはそばが良い
カロリーはうどんの方が低いのですが、ダイエットにはそばの方が良いとされています。
その理由として、まずはそばに多くの栄養素が豊富に含まれていることがあげられます。
代表的なのはポリフェノールの一種であるルチンで、毛細血管の強化による高血圧や動脈硬化の防止、アンチエイジング効果、ビタミンCの吸収の促進など、様々なはたらきをしています。
また、質のいいタンパク質やビタミンが多く含まれているため、疲労や脂肪の蓄積を防いだり、成長や発育を促す効果も持っています。
食物繊維も豊富であるため、便秘も解消してくれて、まさにダイエットにぴったりの食品と言えます。
さらに、小麦粉の製品と比べて消化されにくく、血糖値が上がりにくいため、インスリンの分泌を抑えることができるのもそばがダイエット向きである理由の一つです。
インスリンは脂肪を作る働きがあるため、分泌されすぎると肥満の原因となってしまうのです。
病気のときはうどん
そばと比較したとき、うどんの最大の利点というのは消化の良さです。
体調を崩したときや、運動前など、すぐにエネルギーが欲しいときにはそばではなくうどんを食べることをおすすめします。
本当にちょっとした知識ですが、調べてみるとへえー、と思うことが多くて、面白かったりしますよね。
知識って生活を豊かにしてくれるんだなあと感じます。以上、今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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