名前は似てても全然別物!?エシャロットとエシャレット


みなさん、「エシャロット」という名前を聞いたことはありますか?
実はこれ、野菜の名前なのですが、聞いたことがないという方も多いかもしれません。
フランス料理のソースなどに使われることが多いようです。
では、「エシャレット」はどうでしょう?
こちらも「エシャロット」同様、野菜の名前なのですが、
この二つは全く違う種類の野菜なのです。
何だかとてもややこしいですよね。
なぜこんなややこしい二つの野菜が生まれたのでしょう?

今回はその違いを、ルーツから紹介させていただきます。

 

エシャロットとは

エシャロットはネギ科の野菜で、小型のタマネギのようなものです。
「エシャロット」というのはフランス名で、英名では「シャロット」というそうです。
タマネギより少し辛く、フランス料理やイタリア料理で香味料としてにおい消しやソースなどに使われることが多いようです。
最近は日本でも料理番組などで使われることが増えてきたため、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

エシャレットとは

エシャレットというのは若採りのらっきょうのことで、こちらは日本生まれの野菜です。
日本生まれなのにどうしてこんな名前がついたのでしょうか?

早採りのらっきょうを新製品として売り出そうということになった当初、「根らっきょう」という名前がついていました。
しかし、この名前では買ってくれる人が少ないだろうと思った築地の卸業者さんが「エシャレット」という名前で売り出したため、今でもこの商品名が使われているそうです。

エシャロットが流通し始めた今では、少しややこしくなってしまいましたね(笑)

 

混乱を呼ぶエシャロットとエシャレット

エシャロットとエシャレット、どちらも流通し始めた現在では、多くの混乱を呼び、お店でも間違った名前で呼んでしまっていることが少なくないようです。
特に、「エシャロット」という商品名でもエシャレットである場合があるので、十分確認するようにしましょう。
「エシャロット」の方は、「ベルギー・エシャロット」、「エシャレット」の方は「エシャ」と呼ばれることも多いようですので、覚えておくと便利かもしれません。

 

以上、今回はエシャロットとエシャレットの違いについて説明させていただきました。
一回読んだぐらいでは覚えられないくらいややこしいこの二つの野菜ですが、
フランス料理などを食べに行った際に覚えておくと便利ですし、まめ知識として話の種にもできそうです^^今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
エシャロットとエシャレットの違い、説明できるようになった!という方はぜひシェアをお願いします。

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    Bluebook編集部
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