人間関係を円滑にする!上手な断り方
会社の中で、ついつい断りきれずに仕事を引き受けてしまった、週末はゆっくりしたいのについつい誘いに乗ってしまった…そんな経験がある方は多いと思います。
人間関係に角が立つことを恐れてなかなか断ることができない、その気持ちはわかりますが、
何でもかんでも引き受けてしまっては、最終的に自分の首が回らなくなり、ひいては周りの人に迷惑をかける結果となってしまうこともあります。
紳士なら人間関係を円滑に保ちながら上手に『NO!』といえる方法も身につけておきたいものです。
相手に不快感を与えない断り方の3つのポイント
1.はっきりと断る
言い方は柔らかくても、断る意思をはっきりと伝えるようにしないと、相手も苛立ってしまいます。
ちょっと考えさせてください、など、その場しのぎの曖昧な態度は避け、はっきりと断る方が相手のためです。
笑顔ではっきり断られると誘った方もなぜか妙に納得するものです。
2.クッション言葉を上手に使う
断る前に一言クッション言葉を入れることで、表現が柔らかくなり、相手に不快感を与えにくくなります。
クッション言葉の例としては、「せっかくですが」「申し訳ないのですが」「お気持ちはありがたいのですが」「身に余るお言葉ですが」等があります。
大切なのは、力になりたいけどなれない、誘っていただいてうれしいのだけれどできない、という相手の申し出に対する共感を示すことです。
3.代替案を出す
「今週の日曜日は無理だけれど、その次の週なら…」というように、代替案を出すことで、相手も不快感を感じにくくなります。
代替案が見つからない場合は、「今月は空いている日がないのですがどうしましょうか…」と、
代替案を相手と一緒に探すだけでも、相手に思いやりが伝わります。
このように、3つのポイントを示しましたが、一番大切なのは、相手を思いやり、相手の立場に立って考えることです。
マナーというのは、相手を思いやる配慮なのだということを常に覚えておいてください^^
ビジネスで使える!断るときの言い回し
最後におまけで便利な言い回しを3つ紹介します。
「お断りします」よりも柔らかい言い方です。
契約や商談などで最終的に断ることになった場合、使いやすい表現です。
これもクッション言葉と同様、本当は断りたくないのだけれど、という意思を伝えることが大切です。
以上のことを参考にして、仕事でもプライベートでも円満な人間関係を築いていきたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。